想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

雑草の紅葉

2017年02月10日 | 野山散策

震災7年2月10日

 

 近くでウォーキングをしていますと、真冬になるとほとんど雑草は茶色くなっている中で、ひときわ紅葉している雑草を見つけました。よく見るとスギナなやススキに混じってどこにでも生えていました。

 前々から気になっていましたので、写真に撮りました。ほんとに素朴できれいな葉っぱです。名前を調べましたら、ヒメスイバというようで、明治の頃の帰化植物だそうです。

 今では、すっかり日本の風土にも慣れ、周りと案外調和しているなと思いました。もう、立派な日本の草花のようですね。

 周りが殺風景なだけに、この時期ちょっと凝らして見ると分かります。寒さ故の美しさがひときわです。雑草も紅葉するんだなと思いました。

 そういえば、イチゴも沢山作っていますが、イチゴも同じようにこの時期赤く紅葉していました。中には花をつけているものもあり、春が楽しみです。

 これからが、春本番と言うことで、一番エネルギーが盛んになる時期です。その後、啓蟄を迎え春が楽しみです。

 わたしにとって、春は一番好きな季節です。

 

イチゴの紅葉です。

 

 ヒスイバの紅葉です。

 

殺風景な中でとても目立ちます。日の光で透けて見えてとてもきれいです。森の小人さんでも出て来そうです。

このえんじの色がたまらなく美しい。自然のなせる技ですね。神様に感謝です。

よく見ると、はこべに混じって野バラが紅葉していました。オレンジ色の紅葉もいいね。

真冬でも、所々にタンポポの花も咲いています。こんな歌も聞こえて来ました。そう、”たんぽぽ”の歌です。この歌が好きで現役の頃は子どもとよく歌っていました。今では、懐かしい思い出です。

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春遠からじ (詩)

2017年02月09日 | 

震災7年2月1日

立春が過ぎ春に向かっている今日この頃ですが、我が家の庭を見渡して見ると、春の気配と、冬の残り香が混在としていましたので、そのことを詩にしてみました。

 

冬来たりなば
春遠からじ

冬の残り香
点在し 存する...

春を喜ぶ者
冬を懐かしむ者
朽ち果てる者

光陰矢の如し
月日は流れ
とどまることなし

これが自然
これが人生

ああ
美しき哉
自然の移ろい

我が人生
ここに存する

viva nature
諸行無常

一期は一会

自然は
自ずと然り

そこには
生かされている
自分がいるだけ

自らの分け前

viva nature!
viva nature!

https://youtu.be/gKWG9E1at7M
https://youtu.be/DK_5mjLVRf8

 

 


 

 

残り香残し
朽ち果てる
山茶花の一片

栄華は
久しからずや

 

春を呼ぶ
ろうばいの花
その香り
千里を飛ぶ

冬の寒さも
吹き飛ばす
寒椿の花

朽ちて果てる
ばらの花
あの美しさは
いずこに



冬の間も
咲き続ける
ペチュニアの花

昨年、挿し芽をして増やしたのが、まだ、咲いていました。この分では、春まで、苗が持つようです。この苗をまた、増やしていこうと思います。



下を向き
瞑想ふける
山茶花の花
何おか想う

秋の残り香
残して散る
ツワブキの花

どことなく
たんぽぽと
似ている

 

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