想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

自分が変わるか、相手を変えるか!

2015年01月12日 | エッセイ

 震災5年1月12日

 人生人間関係(HR)がすべてだという人もあります。それにしてもこのHRは人生の多くを占めています。特に夫婦となると特別なものもあります。

 社会で生きてゆく為の知恵として、何かのトラブルに巻き込まれたとき、できるだけ、自分を変えるよう務めています。自分が変わるとは、自分の尊厳まで捨てるものではありません。

 この世は相対的なものです。美人もみんながそうだったらどうでしょう。美人だとは思わなくなります。ダイヤモンドも石ころのようにごろごろしていたらどうでしょう。誰も振り向きもしないでしょう。

 それが証拠に空気は普段は吸っていることに気がつかないものす。空気が汚れている所に行って初めてその存在に気づくのです。

 人間関係は重要だと言われています。自分が変わっても何ら本質的なもので問題がなければ、なるべく自分を変えることで相手への目線の位置を変えて対処することで解決を図ることがあります。

 液体はどんな形にも変身することができます。形が変わればそれに合わせて液体がしみこんでいくわけです。ですから、隙ができません。その形、目いっぱいに入ります。

 しかし自分が変わらなければ丸い形はいつまでも丸いままで、四角い形の人の中に入ろうとした場合隙間が出てしまい。うまくいきません。

 また、他の考え方もできます。自分が現在大人の身長だとします。そこの目線で相手を見た場合と、自分が蟻さんになって、その目線でものを見た場合は相手は同じでも、大きく違って見えます。

 たとえば相手がセイタカアワダチソウだったとします。大人の目線から見れば自分の下に生えている草です。しかし、蟻さんの目線になれば大きな大木の林にみえるでしょう。

 このように自分を大きくも小さくも自由時差に見せることができる結果、相手への距離感や威圧感が変わって来ます。そのことにより、相手も態度を変え関係がよくなることは経験上よくあることです。一歩譲って二歩前進です。

 ましてや自分がトンビにでも変身できたらどうでしょう。富士山の裾野からてっぺんまで俯瞰できます。

 昔から「木を見て森をみない」という、ことわざがあります。あれなど、自分の視点を変える芸当ができれば、相手への味方も自由自在に変えることができることを意味します。そうです。できるだけ、自分を液体に変えたり目線を変えることで相手への反応はどうにもかええることができるのです。

 がんこ、強情は人間関係の敵だと思います。また、こだわりもいい意味に考えれば、ねばり強く追求するという面もありますが、ほどほどにしておかないと体や人間関係を壊すことになりかねません。

 人生腹八分の言葉もあります。何事もとらわれ過ぎると失敗です。恋愛も盲目になった方が負けです。熱情はいずれ覚めるものですから。

 一時の感情と価値観どちらを大事にしますか。究極的には価値観ですが、生身の人間を動かすのもまた、感情です

 感情と価値観の位置づけが大切です。価値観の中の感情です。これも、感情だけ、価値観だけの偏りは禁物です。動物が動物たるゆえんは感情があるからです。でも、人間たるゆえんは、それに、価値観や情操が身に付いているからです。

 感情は洗練されれば情操へと進化します。情操豊かな人になりたいです。

※人は毎朝生まれ変わる。
※何事も、つかず離れず、さりげなくさらっと、繰り返し繰り返し愛情を持って!

 


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