以前、ラジオから流れた「人は毎朝生まれ変わる」という言葉が気に入って、よく使うようになりました。朝は、一日のスタートです。基本的には6時ちょっと前に起床します。
パンツ一丁になり、乾布摩擦です。足の先から背中、首、腕をタオルで磨き上げます。心臓から流れた血液が体中に流れていくような気がします。滞ることのない血液の流れが人を健康にします。このことに気をつけています。
これが、私の健康生活のはじまりです。もう、かれこれ、10年以上は続いているのでしょう。そのわけか、ここ十数年は風を引いたことがありません。
胡麻も昔から健康にいい食品だと聞いていたので、少々を口に入れかみ砕いて食べるようにしています。(胡麻は殻を破って食べないと意味がない。)ビタミンEも豊富で体にとても良いようなきもします。
これは、江戸時代、東海道を旅していた人々が、ごま塩がかかったおむすびを持って長い道のりを何日もかけて歩いていたことにヒントを得ています。
病気は病が半分気が半分と書きますが、私は気の部分の方が大きいきがします。どういうわけか、毎年、インフルエンザにもかかりません。幸せなことです。ごまと乾布摩擦のおかげだと信じています。
ただ、何でも「過ぎたるは及ばざるが如し」も真理なのです。日本には昔から◯◯加減といういい言葉があります。味加減、塩加減、さじ加減…。英語流に言えばバランス感覚でしょうか。
さて、人間の健康は食生活と運動が大きく関係しているのではと思います。命のある限り心臓は血液を送り続けています。この流れに、それらが大きく関連しているのです。
考えるだけで、脳の中の血流が増えるという話も最近よく言われます。
流れて続けていることに大きな意義があります。流れが滞ったときに大変なことが起こるのです。気も、水も、空気もすべてのものの流れが、名もなく貧しく美しく流れ続けることこそ人生で最も大切なことです。
この流れがどこかで、滞ったときに諸々の問題が出てくるのです。ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなしです。(鴨長明 方丈記より)
そして、すべてのことは、諸行無常で変化しています。変化こそ真理です。そんなことを言っていてもやがて私にも死が訪れるのでしょう。この瞬間はいつなのか、神のみぞ知るということです。
ですので、毎日毎日を感謝と希望で生きるのです。過去をいくら、愚痴ってももどりません。未来はまだまだ自分で作り出せるという希望があります。そうです、人は希望に生きるのです。
乾布摩擦が終わると、朝のウォーキングです。ウォーキングでは歩きながら色々な動きや思考をめぐらします。考えて歩きます。新しいアイデアを考えたり気分転換をするにはウォーキングが一番いいようです。後ろ向き、大股歩き、横歩き、スキップ等です。
そして、空を見上げ、今日もがんばるぞ!と、気合いを臍下丹田に入れ、新しく生まれ変わった自分を自覚して朝の一日が始まります。きょうもどんなドラマが始まるか、どんなドラマを作り出してゆくのか、演出家になったつもりで身を引き締めます。
ふと、遠くを見ると、アルプスの山々がはっきり見え、今日の大気の状態もよく分かります。そんな時、遠くには霊峰富士が冠雪を抱き私を見つめます。周りに種々の生き物が生え、動き、生を天よりいただいているのは人間ばかりで無いんだなという気持ちを新たにします。地球はすべての生き物な楽園です。
嵐も吹けば、雨も降る。それが、自然というものです。時は流れ、そこには自分がいます。
美しいこの青い惑星地球をみんなでシェアすることの大切さをしみじみ思います。今後の温暖化は地球に大きな影響を与えます。どうにかしたいと思います。
適度に汗ばんだ体で家に着くと朝の食事です。6時半頃からです。なるべく好き嫌いをせずに、何でも食べるように心がけています。今日の食事を紹介します。まあ、こんなものです。一汁◯菜でしょうか。
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