想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

蓼の花色々

2021年10月12日 | 野山散策
コロナ2年10月12日
 毎朝起床してから近くの川沿いにウォーキングをするのが、ここ7-8年からの日課になっています。私は植物が好きですので、道すがら、堤防沿いの植物をよく見ます。歳をとるにつれなぜか、普通の花より雑草に惹かれるようにもなりました。四季折々に色々な雑草が見られますので、それを見るのも楽しみの一つです。
 また、その朝のウォーキングでは必ず1回は般若心経も唱えながら歩きます。そして、一日に一度は自分を無にして周りに自分を同化させるように意識的にしています。
 さて、歩いていて、今回はふと、白い花に目を奪われました。5-6ミリの小さな白い花ですが、なぜか気になり、色々調べてゆくと蓼の仲間で、どうも、シロバナサクラタデではないかという結論になりました。
 似ている仲間には、他にもサクラタデやヤナギタデなどがありましたが、私なりに花の大きさなどからシロバナサクラタデと結論づけました。
 そうこうしていると、他でも同じ花が咲いているのを発見し、蓼と人との関わりの深さをあらためて実感している所です。
 「蓼食う虫も好き好き」という言葉もありますし、何よりも、私が栽培している「青は藍より出でて藍より青し」のタデアイという植物も蓼の仲間だという事を知りました。
 そうそう、ミズビキも蓼の仲間のようです。だから、昔から、私たちの生活と深くかかわってきた植物だということが分かります。
 そうです。昔から人とどこかで繋がっている植物だったんだなとあらためて思いました。アユの塩焼きにかける蓼酢も蓼の葉を使った酢だという事が分かりました。この年になっても新しい発見がよくあるものだと自分で感心をしています。ぼけてはいれないなと想う次第です。

※シロバナサクラタデ、今日は咲いているかな、と想いながら歩きます。

索漠とした雑草の中でひときわ目を惹きました。



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