宮代NOW(出来事編)

埼玉県宮代町及び周辺のもろもろ情報

巨峰への影響は少ないか? 降雹の宮代町

2010年07月27日 21時27分01秒 | 宮代ニュース
降雹から一夜あけた27日の宮代町は、大雨の影響で河川が増水するなどの変化はあったが、表面的には大きな影響は見られなかった(以下の情報は個人的に見て回ったもので全体をあらわしているものではありません。正確には公的機関で収集・発表した情報を参照ください)。



収穫間近の果樹など農作物への影響が心配されているが、27日、断片的にうかがったところ、防雹ネットを設置していない果樹園ではこれから影響が出てくるものと見られるところから、どの程度の影響があったか判明するまでには数日かかりそう。



こうした中で、巨峰農家の一部では「葉は破れるなど被害を受けたが、今日見たところでは実への大きな影響はないように思う。また、葡萄は梨と違って、雹の当たった実は取り去ってしまえば良いので、全滅ということはない」としていた。



梨農家は、防雹ネットを設置しているところとそうでないところでは大きく明暗が分かれそう。宮代町の場合、防雹ネットを設置していない梨畑も見られるだけに、これからどの程度影響が出てくるか心配なところ。



現在の段階で外見的に雹の影響を受けたのではないかとわかるのは柿。



雹の影響か変色したり割れが見られるものもあった。


宮代町でも降雹 農作物への影響が心配

2010年07月26日 17時53分46秒 | 宮代ニュース
26日夕、埼玉県宮代町地域でも落雷、突然の雨と共に30分以上1時間近くにわたって断続的に降雹があった。



降雹の大きさはマチマチだが、確認できたのはビー玉程度からパチンコ玉程度以下が中心。



この時期は、梨や葡萄など果樹がふくらみをまして収穫目前の時期。



また、夏野菜も収穫の時期



稲も出穂が進んでいる。



こうした中での突然の降雹。農作物への影響が少ないことを祈るのみである。




出穂進む 案山子の出番 8月1日から「かかしまつり」 宮代町

2010年07月25日 20時50分02秒 | 宮代ニュース
宮代町地方は猛暑日が続いているが、この暑さを受けて田の稲の出穂(しゅっすい)が進んでいる。



出穂・開花に伴って宮代町の田では案山子が出番となっている。



こうした中で、宮代町恒例の「かかしまつり」が8月1日から22日まで、新しい村をメイン会場として開催される。



これを前に、24日、25日の両日「かかしづくり講習会」が開かれ、多くの案山子ができた。


(写真提供 pokkunさん)

25日の宮代町地域は19日以来1週間続けての猛暑日を記録。



春先の低温などで、生育の遅れが心配されていた稲も、一気に出穂。各田んぼでは稲が花盛りとなっている。



早い田んぼでは案山子がスズメたちににらみを利かせ始め



中には、人間もギョッとするようなものも。



宮代町のカカシといえば、すっかり宮代の夏の風物詩となった、かかしまつり。今年で5回目を迎え、8月1日から新しい村でまつりが行われる。


(写真提供 pokkunさん)

昨日と今日、そのかかし作りが行われ、後は、出番を待つばかり。

今も残る地域の祭り 宮代町辰新田の雷電神社祭礼

2010年07月25日 19時49分23秒 | 宮代ニュース
宮代町辰新田の雷電神社の祭礼が25日行われ、地域の人が参拝した。



辰新田の雷電神社は大きな社があるわけではないが、地域の人に親しまれている。祭礼が行われた25日も、いつものように綺麗に掃き清められ、特別に供え物が・・・。



10時半過ぎ、祭礼を告げるほら貝の音。



ほら貝の音に誘われるかのように、近在の人が訪れて参拝。



「辰新田の雷電神社の祭礼では、当番が粳米(うるちまい)と小豆で小豆飯を炊いておむすびを握り、二つずつゴフとして参拝者に配る。この小豆飯のゴフは家に持って帰り、家族で一口ずつ食べるものである。」(宮代町史・民俗編)



「また、このゴフをつくる粳米は、祭礼の前日に当番がブクの家を除き1合ずつ集めたもので、少し残しておいて一勺ずつ白い半紙に入れオヒネリにして「神様の米」として参拝者に配る。各家ではそれを米とともに炊いて食べると無事に過ごせるという」(同)



宮代町では、こうした地域の祭りが今も各所で継承されている。