宮代NOW(出来事編)

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宮代町進修館のもうひとつの葡萄(?)がたわわ

2010年07月20日 21時34分05秒 | 宮代ニュース
宮代町の特産物と言えば葡萄の「巨砲」。宮代町のコミュニティセンター進修館には巨峰かたわわに実っているが、その進修館にもうひとつの葡萄(?)が実をつけているのはあまり知られていない。



実っているのは進修館の壁。



進修館を訪れた人なら、もうお分かりだろうが



ツタの実が葉裏に隠れてふくらみを増している。ツタはブドウ科で、葡萄とは仲間関係にあるので、花や実のつき方は良く似ている。



このツタ、葡萄と同じ頃の、6月末から7月上旬にかけて一斉に花を咲かせた。



ツタは花も地味なので見たことのある人は多くないのでは・・。葡萄同様意外に可愛い花姿ある。



そのツタが夏の強い陽射しを受けて、壁を太陽の直射から守ると共に、その葉の陰で子孫を育てている。



ところで、ツタはどうして壁を這い上がっていけるかご存知ですか?



蔓性植物は巻き髭を持っているものが多く、それで巻きついて自分を固定させるが、ツタは、その巻き髭の先端が吸盤状になっていて、壁に吸い付いて離れない。



まさに、陸上の『タコ』。