降雹から一夜あけた27日の宮代町は、大雨の影響で河川が増水するなどの変化はあったが、表面的には大きな影響は見られなかった(以下の情報は個人的に見て回ったもので全体をあらわしているものではありません。正確には公的機関で収集・発表した情報を参照ください)。
収穫間近の果樹など農作物への影響が心配されているが、27日、断片的にうかがったところ、防雹ネットを設置していない果樹園ではこれから影響が出てくるものと見られるところから、どの程度の影響があったか判明するまでには数日かかりそう。
こうした中で、巨峰農家の一部では「葉は破れるなど被害を受けたが、今日見たところでは実への大きな影響はないように思う。また、葡萄は梨と違って、雹の当たった実は取り去ってしまえば良いので、全滅ということはない」としていた。
梨農家は、防雹ネットを設置しているところとそうでないところでは大きく明暗が分かれそう。宮代町の場合、防雹ネットを設置していない梨畑も見られるだけに、これからどの程度影響が出てくるか心配なところ。
現在の段階で外見的に雹の影響を受けたのではないかとわかるのは柿。
雹の影響か変色したり割れが見られるものもあった。