宮原教育の窓

有田市立宮原小学校(和歌山県)の公式ブログです。

子どもと子どもがつながる主体的で対話的な授業 ~1年生~

2017年02月20日 | ブログ

今日は、和歌山大学教授の江利川先生に、1年桜組の算数の授業を見ていただきました

 

始めに、係が中心になって、めあてや学習メニューをみんなで何度も読んで頭に入れます

隣の鳩組は、国語(漢字の博士試験)の自習

 

と言っても、単に復習プリントをするのではありません

 

最初のめあて・学習メニュー読みから始まって、自分たちで自習を進めます

桜組:一斉学習中

 

問題を何度も読んで理解します。

 

分かっていること、たずねられていること、単位に線を引いたり囲んだりします

 

前時の学習内容の大事な部分を簡単に掲示して、必要に応じて見ることができるようにしています

 

今日学習する内容を、例題で丁寧に確実に理解します。

 

一斉学習の中でも、友達の様子を見たり、親切にしたりすることが自然にできています

 

もちろんペア学習でも

 

相互指名で発言

先生もさり気なくチェック

再びペア学習

 

 

鳩組では、自由な教え合いが始まっていました

 

 

とてもスムーズな教え合いに感心

 

先生がいないのにエライ

 

日頃の力ですね

 

電子黒板には「立腰」が

時間に沿って学習するためのタイマー

 

再び桜組のペア学習

 

次はグループ学習へ

 

 

今日だけではなく、いつもよく準備・計画されている板書

 

吹き出しは目立つので、大事なポイントを表すのに効果的

 

ちょうどこのとき、鳩組では確認テストの準備が自分たちでできていました。

 

確認テストスタート

自習の成果が、結果となって表れるでしょうか

桜組:グループ学習中

基本は1人で問題を解きます。

 

分からないときだけ教え合い

 

お節介やジャマをするのはダメ

このように見守って上手に学習

 

答えは班に1つ

班のみんなができたら答え合わせ

 

確認テストの時間

机の移動がものすごく速くてびっくり

テキパキとできるのがすごい

 

「立腰」で待てる子が多いです。

 

そして確認テスト

 

今日の学習分かったかな?

タイムリーに確かめます。

先生が机間を回って丸付け

ふり返りも書きます

 

鳩組も確認テストが終わりました。

自分たちで確認テストを集めて終了

やっぱり、行動が速い

桜組「終わります」

 

 

放課後、江利川教授がご意見をくださいました・・・というか、すばらしい点をたくさん挙げてくださいました。

その中で、子どもに関わる部分を少しご紹介

  • 子どもが主体的に学んでいる
  • 子どもと子どものつながりが自然である
  • 子どもどうしの中で行われているさりげないケアがすばらしい
  • 子どもたちの表情がいい
これは、自習であった隣のクラスにも言えることです。

ところで、今日、江利川教授は、ゼミの大学生と大学院生の方といっしょに来校されていました。
最後に、私たちの前で一人一人意見を言ってくださいました(これも勉強だそうです
 
 
 
フレッシュなご意見をありがとうございました
 
江利川先生は、子どもたちのために、日本の教育のために、全国を回っておられる大変お忙しい方です。
今日も、島根県から直行で来てくださいました
江利川先生のお話を胸に、また明日からがんばります