宮原教育の窓

有田市立宮原小学校(和歌山県)の公式ブログです。

4年桜組が6年桜組を参観 (^_^)

2017年02月10日 | ブログ

表題に行く前に、昨日のブログの続き

今日、手紙が届きました。

差出人は、2月8日にコスモトピア社の方と一緒に来校されていた神戸市の学習支援をされている方

土日をはさまず、早く気持ちを伝えたいという思いから、速達で送ってくださいました。

とってもステキなお手紙、本当にありがとうございます

職員室で伝えると、担任はものすごく喜んでいました

「いいなぁ」とうらやましがる先生も・・・

担任は、子どもたちに伝えるとともに、さっそく学級通信に載せていました。

お手紙をくださった方の温かい気持ち、担任の手紙を大切にする思いが、子どもたちに、保護者の方々に、きっとそのまま伝わると思います

 

ここで、お・ま・け5鳩つながりで

2月11日の歌☆キッズでの写真

 

全員が一度にカメラを向いている写真がなくて・・・3枚のうちならそれぞれが何とか前向いているので

休みの日でも、先生が歌☆キッズに来てくれてよかったね

 


さて、表題のこと

4桜の子どもたちが移動中

行き先は6桜の教室

6年生は、全く動じずふだん通りの授業

こんな感じで後ろで参観

国語の説明文の授業

いつものように、自分たちで進める立場分けの授業です。

教師はほとんど指示をしません。

この場面も、教科書を読みましょうなどと一切言っていません。

必然性があって読むのです。

電子黒板のところにいるのは学習係

進行役です。

 

意見の根拠は教科書から

 

本当によく教科書を読みます。

手の挙げ方が美しい

いつも?それとも4年生を意識して?

とにかくすばらしい

 

自分たちでどんどん授業を進めます。

 

 

 

 

 

 

4年生もメモしながら一生懸命聞いています。

 

6年生、態度よく授業に集中して、しかも「自分たちで授業をつくる」ことができていて、すごくかっこいい

  

 

 

 

 

 

たまには笑顔も

 

ふり返りを書く時間

 

書けた人から発表

 

発表も終えた人は教科書を読むなど、「空白禁止」を実行

 

先生からのメッセージ

 

ふり返りを書くことに夢中でメッセージに気付いていない人には、仲間が小声で教えます。

 

まとめの自己評価

 

とてもよい授業でした

私は「すっきりとしたスピード感のある授業」だなと感じました。

子どもたちは主体的に授業を進め、しかも内容をよく理解し、よりよい小見出しを話し合いの結果一つに絞ることができました

子どもたちにとって達成感のある授業ができたと思います

予定より5分早く終わりました。

まるで、4年生が感想を言う時間を残してくれたみたいに

ということで、4年生が感想を言いました。

 

日頃発表することが少ない子も手を挙げ、思いを伝えたそうです。

 

6年生を相手に発表するのは勇気がいると思います(しかも、こんなに近い距離で

すべて終わって、6年生もちょっとホッとした様子

「バイバイ」と声をかける6年生も

4年生が参観に来た理由は、6年生の授業の様子を見て、「自分たちで授業をつくる」姿を理解して授業に対するモチベーションを上げてほしかったからです。

実は、先週の授業で、話し合いがスムーズに進まず、子どもたち自身がとても困っていたのです。

先生が話してもなかなかイメージできないようだったので、「百聞は一見にしかず」ということで、最高学年である6年生の授業を見に行こうということになったのです。

もちろん、6年生のためにもなります。

6年生は、見た目は全くふだん通りでしたが、後で聞くと緊張した子もいたとか

視察など大人の参観はそれほど緊張しないみたいですが、下級生に見られているとなると、やっぱり最高学年らしくと意識するみたいです。

だから、6年生にとってもとてもよい機会となりました。

以下は、4年生の感想から(一部抜粋)

 6年生は・・・

  • 全然「同じです。」は言わずに、自分の意見を答えたり、「考えます。」などと言ったりして、授業を止めずにつなげている。
  • 理由を言い忘れていたら、「理由やで」と言って、気付かせてあげていた。
  • 意見を言っていない人も、教科書を見て、何とか意見を出そうとしていた。
  • 理由で「何ページの・・・」と言うと、他の人はすぐにそのページを見ていた。
  • 教科書や辞典を見て、質問を考えている。
  • 自分たちとちがうところは、授業を止めていないところです。
  • 時間をむだにしないように、「・・・に変える人は座ってください。」と言って座らせる。
  • ふり返りを書いているとき、鉛筆が止まることなくスラスラ書いていた。
  • いらない言葉を言わない。
  • 先生が何も言わないから、自分たちで授業をつくれている。
  • 先生の出番がないように、自分たちで発言していた。
  • 分からないことや気が付いていないことを他の人が教えてあげている。
  • 必ず教科書を見て答えている。
  • 決めた時間内に小見出しを決めている。
  • 半分以上の人が授業で発表している。
  • 私たちと一番ちがったのは「主体的」です。理由は、4桜は、はずかしいとか自信がないとかで発言しない子がいるからです。
  • 分からないことがあったら、自分から辞典を引いている。
  • 質問をした理由まで言っている。
  • 手を挙げていない人がいたら「どうしますか。」と聞いている。
  • 授業を進めるスピードが速くて、空白の時間がない。
  • 何時まで話し合いをするかを自分たちで決めている。
  • あたったら、教科書を持って理由を言う。
  • ぼくたちができていないことをやっていて、すごいなと思いました。
  • 教科書から意見を変える理由を見つけている。
  • 自分たちでいつまで話し合うか時間を決めていたので、さすがだなあと思いました。
  • ページを言ったり、理由を言ったりするところをまねしたいです。

授業で尊敬される6年生、すごくステキです