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いよいよ1年後に裁判員制度が始まるが、この制度自体には賛成である。余りにも世論に迎合する判決もどうかと思うが、世間の常識から遠く離れた判決も困ったものである。この制度は刑事裁判が後者に偏ってきたのを是正するためのものと思われる。また世間との関わりが少しは強くなるので裁判官にとってもいいことではないだろうか。私の制度への疑問点を挙げると、一つの事件で約40人の裁判員候補者が選ばれ、決められた日に地方裁判所に行く事になるのだが最終的に裁判員に選ばれるのは6人である。残りの34人は無駄足となるわけだ。検察・弁護側の考えで特定の候補者を外すというが、例えば極端な死刑存続論者や廃止論者などは外すのか、基準がはっきりしない。残った人を書記官が抽選で6人にするというが公務員や大企業の社員以外の人は、選ばれるかどうかも解らない裁判員制度のために1日をつぶすのは出来たらご免被りたいと思っているのが現実である。6人に絞り込むための面接などは裁判所のほうから出向いてくるのが道理ではないか。
今日の一枚も春の花です。
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