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大阪は十三にある第七藝術劇場で「靖国」を見てきました。私のブログは写真と文の内容が一致することは殆んど無いのですが、今日は映画のポスター撮って見ました。この監督は日本在住の中国人ですが「靖国神社の中に残る戦争後遺症を通して人類の永遠のテーゼである戦争と平和とは何なのかを追いかけたい」という趣旨は映画を見て納得できました。靖国のご神体が刀ということで日本刀(靖国刀)を戦中に神社内で作っていた人物が中心のストーリー展開だったのが少し気にかかりました。ご神体は刀でも反りの無い神話に出てくるような刀でしょう。昭和8年から終戦までに将校のために8100振りの靖国刀が作られたというから、それが映画の中で敵の首をはねるシーンとダブらせたかったのでしょう。私自身は靖国神社には参拝したことが無いので一度行って見たい気ににさせるには十分な内容でした。少し突っ込んでみますとA級戦犯が合祀されているから参拝はしないというのは日本人としては可笑しい気がします。あの戦争は日本人全体が突き進んでいったのだと言う解釈が一番良いように思います。ドイツが全てをヒトラーに押し付けたような考えは日本人には合わないような気がします。勿論中国や韓国がA級戦犯が全てをリードしたことで手を打とうとしているのはよく解りますが。その辺は政治の問題でしょう。靖国で会おうといって散った246万6千の魂が祭られているのですから素直に手を合わすだけで良いような気がします。右の人も左の人も246万余の魂を自分達に都合よく利用するのは見苦しいことでは無いでしょうか。最後に映画の中にあった台湾等の当時日本人として利用した人たちの魂は神社側も理屈をこねないで早く返してあげてください。
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