写真を中心に

毎日1枚の写真と1本の記事を掲載しています。

新しい切り口で…

2010-10-14 | ニュース 社会
高齢者の万引き、過去最悪ペース…対策検討へ(読売新聞) - goo ニュース
●今年1~9月に、万引きで摘発された65歳以上の高齢者が2万82人に上り、過去最悪だった昨年を上回るペースになっていることが警察庁のまとめでわかった。
同庁によると、9月までに摘発された万引き犯は昨年同時期並みの計7万6747人。世代別では14~19歳の少年が昨年同時期より154人減って2万681人だったが、高齢者は141人増えた。高齢者の万引き犯は昨年まで19年連続で増えている。

<追跡・累犯>/1 揺れる「更生」/出所しても…
●法務省が再犯防止を重要政策に位置づける中、再犯が多数に上り、社会的支援の弱さが犯罪につながると指摘される知的障害者と65歳以上の高齢者について毎日新聞は再犯歴のある各10人ずつ計20人にインタビューした。主な罪名別では、窃盗が19人で、大半が食料品などの万引き。1人は詐欺。10回以上の服役経験があったのは4人で、最多は19回。窃盗罪の場合、過去10年で3度以上6月以上の懲役を受けると、常習累犯窃盗罪に問われ、窃盗罪より重い3年以上の懲役刑となる。このため、万引きの繰り返しで人生の半分以上を刑務所で送った高齢者もいた。また、服役後も身を寄せる場所がなく、再び路上生活に戻ったケースも目立った。前回の刑務所出所(または釈放)から再犯までの期間でみると、判明した18人のうち11人が6カ月未満。出所後の支援がなく、生活苦から再犯に走る実態が浮かんだ。

最初の記事は読売新聞より、二番目は毎日jp より引用した。高齢者と知的障害者に万引きなどの犯罪の再犯が多いということは、とりもなおさず、我国は弱者には住み難い国ということになるのだろう。以前にもこのブログで書いたことがあるが、刑務所を出所するときには働き先が決まっていないようでは、単身者はまた刑務所に戻ってくる確率が非常に高くなるだろう。勿論、刑務所がハローワークと違うというのは承知しているが、関係する役所が連帯して「どうやったらこの人が再びここに戻ってこないようになるか」と、真剣に考えないと、それを仕事の一部としないと、同じことの繰り返しだ。今までと違うことを、新しい切り口でこの問題を見直して欲しい、民主党政権は。

今日の一枚も、「おのぼりさん、最終日」です。

にほんブログ村 写真ブログへでは「デジタル一眼レフカメラ」欄に
にほんブログ村 その他日記ブログへでは「ひとりごと」欄に掲載されています