負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

何のために生まれてきた ?

2013-12-29 23:30:33 | 原発震災避難者


大遠足



「 いったい 何のために生まれてきたのでしょうか ? 」

若い人たちから ・・・ そう尋ねられることが多い。

私のもとへ送られてくるメールにも 手紙にも

同じような質問が書かれています。


そんなことを尋ねられても

私は ・・・ 困ってしまいます。

何とか答えてあげたいのですが

・・・ 答えようがないのです。


まるで 通りを歩いていると

見知らぬ人から

「 すみません ちょっと教えてください。

私はいったい 何のために ・・・ ここにいるのでしょうか。

どこから来て ・・・ どこへ行くのですか 」

いきなり そう聞かれたようなものです。


「 さあ わかりませんね ~ 」

と答えるほかありません。

何とか うまく答えようとして

わけのわからぬことをゴタゴタならべるより

頭の悪いオヤジさんだなあ ・・・ と思われても

ただ一言  「 わかりません 」

・・・ と答えるより仕方ありません。







天性 ・ 宝

2013-12-29 23:00:10 | 原発震災避難者


大遠足



自然に備わった働きを

無意識のうちに行うほうが

へたに意識して 何とかしようとじたばたするよりも

よっぽどすぐれており よい結果となります。

自分よりも能力のありそうな人と自分を比べて、

うらやましがっているのは ・・・ 愚の骨頂です。


人それぞれ  みんな自分だけのもっている

すばらしい天性があります。


「 仕事はのろいが 人のいやがるような細かいことを頼んだら

・・・ 彼は 抜群だ 」

「 勉強は さっぱりだけれど

力仕事ならなんでもできるし ・・・ 素直で明るい 」

といったように ・・・

その人には かならず

その人だけにしかない ・・・ キラキラ輝く宝があります。


他人をうらやむ必要など まったくありません。

ただひたすら 自分がなそうとしていることに

・・・ 全力を挙げて打ち込む。


・・・ それでいいのです。







< わたし >  < あなた >

2013-12-29 21:00:57 | 原発震災避難者


大遠足



自分に向かって < わたし > と呼べるものが

この世界に ただ一人だということを

ある日 しみじみとわかったとき

深夜 自分以外に誰もいない部屋で

誰一人 自分を見知る者のいない街角で

・・・ ひとりでに涙が出る思いになります。


そして  < わたし > が

< わたし > 以外の何ものでもないことに気づいたとき

< わたし > にとっての <あなた> 一人一人に出会えることが

・・・ 喜びであることを知ります。


親子だから 夫婦だから 友人だから ・・・ ではありません。


< あなた > ・・・ だからです。

同じ一人の人間 ・・・ だからです。







たった一人の ・・・ 自分のいのち

2013-12-29 15:00:08 | 原発震災避難者


大遠足



たった一人の ・・・ 自分のいのちです。


「 ああ はらがへったなあ かわりに ・・・ 食ってくれ 」

「 小便したくなってきた かわりに ・・・ 便所へ行ってくれ」

「 ああ ねむくなった。 ひとつかわりに ・・・ ぐっすりねむってくれ 」


誰も ・・・ 自分のかわりになることはできません。

自分の問題については

誰も ・・・ 手伝ってはくれません。

誰も ・・・ 見てくれてなどいません。


やるのも ・・・ 自分

見るのも ・・・ 自分だけ。

自分の力を精一杯出し切る以外に

・・・ 方法はありません。


毎日 毎日

いま この一瞬

自分で ・・・ 自己鍛錬する。

・・・それしかありません。







いのち をあずかる

2013-12-29 12:00:15 | 原発震災避難者


大遠足



ある中学校から

ぜひ生徒の前で話してほしい ・・・ と頼まれて


・・・私が みなさんと同じ中学生の頃の先生は

生徒に 知識を教える

・・・ なんてケチな考え方は持っていなかったんです、

教師というより

何よりもまず 生徒のいのちをあずかる

・・・ものと思っていました。

だから 生徒のほうも

ああ 僕のいのち 私のいのちをあずかってくれている先生は

大変だなあ ・・・ いつも思っていたんです。



わかってくれたかな ~ ・・・ 先生方。







安定感

2013-12-29 09:00:28 | 原発震災避難者


大遠足



寝ようとする。

時計の音がカチカチ鳴っている。

寝られない。

それは

「 できない 」 自分を

・・・ 時計の音で数えているのだ。

安定感のない自分なのだ。


知らぬ間に寝ている。

時計の音が気にならない。

いつのまにか

時計の音と

・・・ ひとつになっている。







胸を虚にして ・・・

2013-12-29 05:00:51 | 原発震災避難者


大遠足



中国の言葉で

胸を虚にして 腹を実にする

・・・ そういう言葉があります。 ( 『 老子 』 )


非常に大事です。


胸を虚にして お腹を実に

そうすると ・・・

心臓病など なくなってしまうわけです。

胸は いつでも楽ですからね。


この頃は

ガンで死ぬ人も 非常に多いけれど

心不全 心筋梗塞で亡くなる人も 非常に多い。


これは世の中 非常に忙しくて

天然の法則に

・・・ 違反したスタイルでやっているからです。