負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

「 虎視牛歩 」 ( こしぎゅうほ )

2013-12-30 21:00:15 | 原発震災避難者


大遠足



二本の足で立って歩くことは

人間が行動するための基本。


意気のあふれる 最も理にかなった

正しい生活をするのはどうするか。


立って歩くという基本こそ

大事にしなくてはいけないはず ・・・


「 虎視牛歩 」 ( こしぎゅうほ )

あたかも虎のように ・・・ 鋭い目をかっと見開き、

まるで牛のように ・・・ のっそのっそと歩く。

禅僧の歩き方を ・・・ このように形容します。


その上にまた

「 歩歩是道場 」 ( ほほこれどうじょう ) ともいいます。

一歩一歩あゆむこと それ自体に

・・・ 求めようとする道があるのです。


人は 歩むことによって初めて

目指す目的に近づくことができます。

自分の目を 耳を 手を

その現場へ しっかり運んでこそ

・・・ はっきりした行動結果も約束されます。


たしかな足どりで

自分のペースを守りながら

一歩ずつあゆむ 目や耳 手や足鼻や口が

大切なのではないでしょうか。


吐く息 吸う息

失敗や 成功。

これが合わさってこそ

素晴らしい一日 一年 人生です。


この一年が ・・・ そうありたいと願っています。








日々これ好日なり

2013-12-30 18:00:29 | 原発震災避難者


大遠足



明日ありと思う心のあだ桜

夜半 ( やわ ) に嵐の吹かぬものかは


・・・ 親鸞聖人のつくった道歌です。


西洋のことわざにも

「 今日のことを明日にのばすな 」 というのがあります。


古今東西

人間の想いは 同じなのでしょうね。



「 日々これ好日なり 」

・・・ 雲門和尚の一句です。


このことばは よく掛け軸などにも書かれて

床の間に飾ってある家庭もあります。

ふつう これは

毎日が平穏無事 快適に過ぎていくといった意味で使われていますが

私は 違った見方をしています ・・・


いったい お前たちは

なにをウロウロと毎日を無駄に過ごしているのだ。

つまらんことに

来る日も来る日も こだわっていて ・・・ なんになる。

時は ・・・ お前たちを待ってはくれぬぞ。

今日一日 この一瞬が ・・・ すべてなのだ。

今日一日

全身全霊をこめて頑張らずに ・・・ いつ頑張るというのだ。


そんなふうに

・・・ 雲門和尚の一喝が聞こえてきます。


自分の未熟さを この短いことばによって

・・・ 一喝された思いです。







付和雷同と甘え

2013-12-30 15:00:15 | 原発震災避難者


大遠足



子供の教育

従業員の指導

上司や親への反発

政治家への批判

・・・すべてが

自分以外の よそさまの改善を要求するばかりで ・・・

肝心の自分は

いまだに 周囲の景色に 心をひきずりこまれ ・・・

ちょっとした事件にも

取り越し苦労をし キョロキョロと ・・・ おびえています。

これが

心の中にまで巣くってしまったのではないだろうか。


そうしたことを考えるとき

自分はいま

付和雷同と甘えの体質を ・・・ すっかりすてて

みずからが りっぱに立ち上がり

自力をかみしめ 味わい直す

絶好のベストチャンスである ・・・ と痛感します。


心を鍛え直す またとないチャンスである ・・・ と痛感します。







忙しいフリをする老人は ・・・ 滑稽 ( こっけい )

2013-12-30 11:44:27 | 原発震災避難者


大遠足



「 忙 」 という字は 面白い。

「 心が亡 ( な ) い 」 のです。

心がなければ

すぐ忘れてしまうのは ・・・ 当然です。


心が亡くなる状態を現している字に

「 忙 」があります。


「 ああ忙しい 困った 困った 」 と言っているようなときは

心が ・・・ どこかへ行ってしまったときです。


忙しさにとらわれて 自分を失っているのです。


最近とくに

「 忙しい 忙しい 」 と 忙しいフリをするお年寄りが増えたのは

滑稽でもあり ・・・ 悲しくもあります。







一歩一歩 ・・・ 自分をたしかめながら

2013-12-30 09:00:37 | 原発震災避難者


大遠足



年末なので

ちょっと落ちついて 『 臨済録 』 を開く ・・・


その中に

「 随処主となれば 立処みな真なり 」
 
 という言葉があります。


いつ どこでも

自分のいるところ 置かれているところで

・・・ 精一杯やればいい

そこから

真の生きがいが生まれてくるというのです。


ひまになったら 勉強しようとか

レジャーを楽しんで 生きがいを得たように思っているのでは

一生かかっても ・・・ 本当の自分にめぐりあえません。


一歩一歩 自分をたしかめながら

しかも 自分にとらわれない ・・・

この気概をつらぬいて ・・・ 生きていきたいと思います。







水のような ・・・ 欲しい

2013-12-30 06:03:31 | 原発震災避難者


大遠足



水のような ・・・ しなやかさが欲しい。

水のような ・・・ 柔軟心が欲しい。

水のような ・・・ 自在心が欲しい。

水のような ・・・ 清々しさが欲しい。

水のような ・・・ 落ち着き 大安心が欲しい。


水があるから ・・・ 響き

水があるから ・・・ 柔軟であり

水があるから ・・・ 積極的であり

水が落ち着くから ・・・ 大安心なのです。







大問題 ・・・ 精神の荒廃

2013-12-30 03:23:45 | 原発震災避難者


大遠足



近ごろは なんでも

即効性を重んじるような風潮があります。


効果があらわれるまでに

日数が非常にかかるようだと

効きめがないのではないか ・・・ と疑ってみたり

・・・ さっさとやめてしまったりします。


生活が便利になったために

耐久度ゼロの人間が

非常な勢いで 多くなりつつあるのは

・・・ 大問題だと思います。


インスタントな効果ばかりを期待するような傾向が

精神の荒廃をますます生んでいくことは

・・・ 避けられないと思います。