猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

白ちゃんは今いずこ

2017-06-28 21:54:58 | ねこちゃんのお話
夫が日に何回となくそわそわと裏庭をのぞきに行く。
裏庭に面したデッキには、外猫用の餌皿かおいてある。
いつになっても、餌皿の固形餌は減らない。
街猫の♂白ちゃんが6日も姿を見せないから――
日に2、3度裏庭に遊びに来てはデッキでくつろいでいた。
戸が開いていると、堂々と家の中に入ってきてブラッキーの餌を食べていく。
たぶん飼い猫だったのだろう。
去勢手術もしてある。
馴れたら綺麗に洗ってあげようと夫と話していた矢先のこと。
白にグレーが入っているので、よけいに汚れて見える。
来なくなった前日、夫に何度もすりスリしていたらしい。
初めてのことだった。
わたしはその日留守にしていた。
わたしが帰ると最初の一言が
「白が初めてすりスリしてくれたよ」
と嬉しそうに夫が興奮気味に話していた。
どうしたのだろうか――
なにか悪いことが起きたのか――
もう絶望的なのだろうか。
街猫の命は短い。
生きている間だけでも。
せめて。
美味しいものを食べさせてあげたい。

   いつもはもっと優しいお顔です。どこか寂しそう。
   

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