猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

ブラッキーとリリの距離

2014-10-05 23:17:39 | ねこちゃんのお話
仔猫が迷い込んで一ヶ月。
体重もⅠキロちかく増加した。
今、可愛いさかりである。
紙を丸めてボールのようにして弾いてあげる。
するとすごい勢いで口にくわえてくる。
わたしが「いい子ね」と言って頭をなでてあげる。
「リリ、ちょうだい」と手を出すと紙を丸めたボールを口から落とす。
それを際限なく繰り返す。
「犬のようでしょう」

    

   

   

   

   

   

   

      

   

   

実はブラッキーがリリを嫌がる。
そのためお風呂、洗面所、廊下の一画をリリの住まいにしている。
ブラッキーはそこにリリがいることを知っている様子。
夫がトイレに行くと必ず廊下のガラス戸のとこまで迎いに行く。
リリが来てからわたしが傍によると威嚇をするようになった。
リリの匂いがするのだろう。

ノラ猫のブラッキーは裏庭で4匹の仔猫を産んだ。
仔猫は幸いに猫好きの家庭に飼われていった。
ブラッキーは我が家の猫になった。
それから18年ひとり娘で気ままに育った。
幼少期のトラウマがあるのかしら……
今まで何匹もノラ猫を飼ったが、こんなケースはなかった。
ブラッキーは甘えることが余りなかった。
いつも冷静で知性的な猫だ。
リリにやきもちをやいているのだろうか。
ブラッキーとリリで丸くなって寝ている姿を早く見たいなぁ……

わが家にはその他多数の飼い猫が訪れる。
5キロはありそうな白に茶虎の雄のボス猫。白いソックスを履いた黒猫、
シルバーの縞猫、勝手口の網戸を開けて平然と入ってくる黒猫、三毛猫。
ブラッキーのテリトリーが侵略されそう。
ブラッキーはそうとうストレスがたまっているようだ。
最近頻繁に外に出たがる。
家の周りにマーキングしているようだ。

外は激しい雨。
Ⅰ時間近く外にでたがって鳴いていた。
わたしはとうとう音をあげた。
ブラッキーを抱えて外の雨をみせた。
いつもは諦めるのに、すごい勢いでわたしの腕から外へ飛び出した。
「可哀想になぁ」
「困ったわね」
「どなたかリリを飼ってくれる人がいるといいのだけど」
この雨の中ブラッキーはどこを彷徨ってっているのかしら……

       
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