朝から梅雨らしいどんより曇った空模様。
時おり雨音がはげしくなったり、途絶えたりする。
夏椿が清楚な姿で咲いている。
夏椿はその花をたった一日でいさぎよく落下させる。
土の上に散った白い花弁の姿を眺める。
やはり夏椿には、夏の日を待望する趣がある。
強い日差しを待ち望みながら、一日で暗い地面に散ってしまう夏椿。
はかなさがある。
今年は数年ぶりに白紫陽花が咲いてくれた。
裏庭の杏の木と白モクレンを切ったので陽がさすようになった。
いくら日陰の花といわれても、やはり陽の光が開花をうながすようだ。
紫陽花は雨を楽しんでいる。雨によく似あう。
紫陽花は落花の風情はたのしめない。
狭い庭を逍遥して、それぞれの花をたのしんだ。
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