猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

小さな野州路の旅/フユザクラ

2009-12-05 15:37:37 | Weblog
12月4日 金曜日
ここ数日わたしは気だるいからだをもてあましていた。
夫の誘いに重い腰を上げ日光市上今市の「だいや川公園」にでかけた。

東武電車上今市駅で下車。
電車を降りると冷たい空気を顔に感じる。
旧杉並木の道と東武電車にはさまれて、杉並木水車公園がある。
世界の水車や日本の水車が何基もある。
水をぼってり含んだ水車。
苔むした水車。

       

       

       

       

       

来春咲く白モクレンの蕾がすでに芽を膨らませていた。

              

心地よい水の音を聞きながら歩いていくとかやぶきの屋根がみえてくる。
この辺りに二宮金次郎が住んでいたらしい。
その一角にあるお蕎麦屋さんでそばをいただく。

     民家
       

       


              

お蕎麦屋さんをでて先に進むと農道にでる。
素朴な山村の風景の中を歩いてだいや川公園に着く。
歩を進めるとすごく広大な雑木林にまよいこむ。

       

       

落ち葉を踏むと足が埋まる。
足の裏にやわらかい落ち葉の層を感じる。
風の中の枯れ葉の音。
枯れ葉の匂い。
大地の匂い。
小川のせせらぎの音。
枯れ葉の影から青い笹がのぞいていた。
自然の中に身をゆだねるのは心地よかった。

     日光連山
       

     男体山
       

     トンボの池
       

帰りに出口近くに小さな白い花をつけている木がある。
よってみると可愛い花が冬空に咲いていた。
はじめて見た「フユザクラ」だった。

       

       

       

陰鬱な気分を癒してくれる小さな野州路の旅だった。




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