ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

法師蝉

2007年09月04日 | Weblog
木漏れ日に大きな声やつく法師

 『日本人は虫の出す音を「声」として聞き、 欧米人は「音」として聞く』というのはよく言われることですが、動物でも虫でも 細やかな目を向けることのできた日本人らしい謂れです。(横井也有『鶉衣』内「百虫譜」より)

初秋の季語「法師蝉」は「ツクツクコイシ」と鳴いているようなので、
別名に「筑紫恋し」とも。
昔旅の途中で病のため無くなった人が、病の中で故郷の筑紫の国を大変恋しがったそうで、こういうことが昔は多かった事だろうと思う。


昨日大きな桜の木の下で「つく法師」の声を聴く事ができたので一句。

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