ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

春宵

2016年03月10日 | 小さな感動

我が猫は天への旅路春の宵

 

 友人のkayoko様からお宅のお庭に咲いた水仙や椿のお写真が

届きましたので、早速感謝と共にUPしました。

ミコちゃんの憔悴ぶりをきっと御心配になられて、励ましの為に急いで

「手向けに」と思いついて下さったのでしょうね。

kayoko様、本当に支えて頂いて嬉しいです。トラ美ちゃんも美しい

春の花々に喜んでくれていると思います。有難うございました。

最初、トラ猫が我が家に来たので皆が「トラ トラ」と呼ぶのですが、

どうやら雌のようなので、ミコちゃんが「美」を付けたして「トラ美」と

いう名前にしたのでした。

でもブログではひらがなの表記が簡単で速いものですから、いつも

「とらみちゃん」にしていました。

 

胡蝶侘助ですね、直径5センチほどの可愛らしい椿。

 

 2016年3月8日 【PM 9時40分】とらみちゃん(トラ美ちゃん)が

ミコちゃんの見守る掌の中で静かに眠りにつきました。

少し汚れた左側の口元や頬を拭いてやると、嬉しそうにこちらを見て、

気持いいのかなと判断した矢先、もうこれで良しと思ったのか

すぅーっと息を引き取ったのでした。

 頭をそっと持ち上げると、今までとは違い玩具の様に首から上がとても

軽い。。鼻に手をかざしても小さな息が感じられず、毛布を開きお腹の

上下する動きも確認できず、直ぐに夫に声をかけました。

 直近の5日間、日に日に命の炎が小さくなっていくのを見るにつけ、

PCボランティアも行く気になれず、毎日多くの時間傍にいて家事は何とか

こなす状態でした。最後の3晩はお布団の中で抱いて一緒に眠っていました。

既に足の爪が出たままになっていましたが、よく揉んでマッサージをして

やったり話しかけたりして、益々相思相愛は深まっていくかのようでした。

今まではお布団の中には絶対入って来なくて嫌がっていたのです。

もう今日が最期かと、家族皆が心配して「トラ美まだ生きてる?」が

帰宅すると合言葉になっていました。「生きてる、生きてるよ。」と言うと

胸を撫で下ろすようにほっとしながらも心配して、様子を見てくれました。

時に夫は「自分の終焉を見ているようで、可哀そうだけど仕方ないなぁ。」と

身につまされるのでした。私はトラ美ちゃんを抱いて1階や2階を見せて

やることが日課になり、よく遊んでいた2階のベランダからも外を見せたり、

おくるみの毛布に包んで馴染みの戸外の場所を散歩して、思い出の場所を

見せてやりました。7日にはついにトラ美ちゃんの体はもう足が萎えて

しまって、踏ん張って立つことが不可能になってしまいました。何て憐れな

ことでしょう。それでも私がお昼に台所に行っている隙に、2メートル程動いて

猫トイレの中で横たわっていたのです。私は「ニャー」という声で部屋に戻って

来たのですがトラ美ちゃんの姿がお座布団の上になくて、移動する姿は

見ていません。多分這い這いしながらお気に入りのトイレに入ったのでしょう。

自力で移動したのはこの時が最後となりました。でもトイレの新聞紙は全く

濡れていませんでした。亡くなる前日まで自分で必死に努力したトラ美ちゃん。

翌朝になって体の下のバスタオルが少々濡れていたので、トラ美ちゃんが

生まれて初めてのオネショをしたのだと分かりました。人間も最後の方は

オシメや導尿になってしまうのでしょうね。この朝は8日なのでいよいよ天に

旅立つ日となったわけです。元々の体重はおそらく3、8キロくらいあったように

思いますが、2、5キロにまで減っていて抱っこしようにも体がダランとして長く、

おくるみでやっと抱ける状態でした。目と目でじっと見つめ合いながら、お別れ

を惜しむばかりです。ペットロスの消失感による打撃とでもいうのでしょうか、

この数日間は思いつめては涙が溢れてくるミコちゃんでした。

 こうして愛猫の最期の様子をブログで皆様にご報告できましたことは、哀しみ

中にあっても慰められる大きな感謝です。

↓お庭の花々を撮ってみました。

マーガレット、ラナンキュラス、花韮、ムスカリ。

3月7日の正午前のトラ美ちゃん。自力で頭を支えるのは凄いことなのですね、それが

夜には無理になりました。

8日の夜は、鼻の穴も小さくなりいよいよという感じですが家族全員が帰宅して、食事が

済むまで生きていてくれました。なんて完璧なのでしょうか。トラ美ちゃん!ありがとう。

  

  今日もご覧頂きました皆様、有難うございました。

ブログ友の皆様、心やすまる温かい応援のコメントを賜りミコちゃんは感激して

励まされております。インコの瑠璃ちゃんと天国で楽しく遊んでいるトラ美ちゃんを

想うと寂しくなくて嬉しくなりました。あとり様、よっちん様、安人様、うさこちゃん、yukun様

本当にありがとうございます。今頃は虹の橋を上手に渡ったことでしょう^^。

 

 



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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (あとり)
2016-03-10 19:48:59
こんばんは。ミコちゃんさん。

とうとう。。。でも安心して旅立ってくれたんですね。

毎晩ブログを拝見するたび、何か変化がと。。

ドキドキしていました。

きっとお空の上では、瑠璃と仲良くしてくれると思っています。

返信する
Unknown (よっちん)
2016-03-10 19:57:56
きっと安心してあの世へ
旅立って行ったと思います。

これからはあの世から
見守ってくれますよね。
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Unknown (よっちん)
2016-03-11 22:09:05
今日も仕事が込み入ってしまい
まだ帰宅できない状態です。
最近は訪問ばかりですみません。

どうか楽しい週末をお過ごしください。

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みこちゃんへ(*^^*) (安人(あんじん))
2016-03-12 08:46:13
お早うございます(*^^*)

猫のとらみちゃんが一生を終えられたそうですね

この間元気な写真を見せて頂きましたよね

高齢まで家族に優しくしてもらい幸せだったでしょうね

25日に備中高梁迄行って甥っこに迎えに来て貰えます

勿論倉敷は通ります

帰りは今のところ決めて居ません

メールでもしますね

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 (あとり)
2016-03-12 18:06:18
こんにちは。

ミコちゃんさん。

とらみちゃんのお写真に見入ってしまいました。

お顔がふっくらと、どこか幼げで、

高齢になっても、心穏やかに過ごしていた証拠だと思います。

お空に行ってからも、ミコちゃんさんのことをずってみていてくれていることでしょうね。

だから、ついでにうちのあまえんぼの瑠璃とも、遊んでくださいね。

とらみちゃんにおねがいしているあとりです。
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Unknown (よっちん)
2016-03-13 16:20:57
穏やかな週末は
あっという間に終わりですね。

明日は雨の予報ですので
憂鬱な月曜日です。

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Unknown (うさこちゃん)
2016-03-13 17:13:36
こんにちは すっかりご無沙汰してしまいました。
寅美ちゃんのこと知らせてくれてありがとうございます。
大事に育てていらっしゃったのですね。
いま、悲しんでいらっしゃるのでしょうね。
とらみちゃんのおだやかな顔が印象に残ります。
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ご冥福をお祈りします。 (yukun2008)
2016-03-14 05:56:36
とらみちゃんは安らかに虹の橋を渡られたのですね。とても良い猫ちゃんでご家族始めお店に来られるお客様からも親しまれていたことでしょうね。
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お早うございます(*^^*) (安人(あんじん))
2016-03-14 06:21:12
その後 お元気でしょうか?

気を落とされてませんか~

元気 出して下さいね

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Unknown (ちやこ)
2016-03-14 15:19:04
ミコちゃん!
こんにちは!
ブログにもいつも登場の愛猫ちゃんが亡くなったのですね。
お悔み言います。生きたるものはいつか死をむかえます。悲しいことですが私も何度となく経験しました。
しかし、いままで注いだ愛情に感謝しているとおもいますよ。元気出してください。
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