ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

除幕式

2009年06月07日 | Weblog
 地に立ちし蚊取り線香除幕式

 写真の左隅に青い渦巻きが一つ見えていますが、

昔から夏の蚊対策には必需品、懐かしい蚊取り線香です。

有名な人の新しい墓地の除幕式が昨日関係者によって、

執り行われました。この蚊取り線香を左右に数個づつ

地面に立ててあります。成るほど、お客様方が薮蚊に

刺されないようにとのご配慮ですね。

 昨日夫がこの除幕式に参加しての写真なのですが、

「孤児の父、福祉の父」と尊敬される石井十次の妻、内野品子と

孤児達の墓が整備されたのです。その「岡山孤児院」の活動を支えた

内野品子の墓は薮に埋れて、その墓の存在すら分らなかったそうです。

明治時代、福祉という言葉すらなかった時代、全国からの延べ3000人

もの孤児を養い社会人に育てたことは、日本の児童福祉の輝かしい大一歩

でした。そしてこの墓が、先ごろ浄土宗円常寺住職によって発見され、

この度広く募金を集め、その偉業を讃え福祉の道標として心ある人々に

よって記念碑が建てられました。

『この子等の願い天までとどけ』と石碑には書かれています。

 緑風や紅白幕の晴れやかに


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4 コメント

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Unknown (yukun2008)
2009-06-07 20:06:35
こんばんは♪
お墓に参拝する人達のための心配りの蚊取り線香だったのですね~!ご遺族の方々も故人と同じように心温かい方々なのでしょうね。
ブラジルではどんなに貧しくても孤児を預かり、自分の子供達と同じように育てる人達が多くいますね。
おそらくキリスト教の博愛精神からだと思いますが、お金の有り無しと心の豊かさは必ずしも比例しないようですね。
ブラジルブログにコメントを頂きありがとうございます。
頚椎大変ですね、お大事になさって下さいね、リンク頂いて帰ります。
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石碑 (緑風)
2009-06-07 21:29:26
この子等の 願い届けと 蚊遣り焚く 緑風

こばんは、フォト俳句で一句詠みました。

「鮎は瀬に棲み鳥樹に宿る人は情けの下に住

む」の句碑も良いですね。

夏の月 人は情けの 下に住む   緑風

今宵の月は、ほぼ満月ですがすぐに雲に隠れて

しまいました。

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博愛精神 (ミコちゃん)
2009-06-07 22:10:52
yukun2008様こんばんは

 ブラジルブログご案内くださりありがとうございます。

ブラジルオンチなミコちゃんですが、急に近しい国に

思えてきましたよ。ブログの中で、アミーゴと

ありましたが、ペットショップの「アミーゴ店」が岡山県にも数軒あり、

たしか、「友達か仲間か」そんなラテン語ですよね。

心の広いブラジル人のお話、ありがとうございます。

ミコちゃん、お陰で心が洗われた様な気持ちになりました。

日本の石井十次も、決して裕福で孤児院を建てたのではなく、

大勢の人々からの尊い博愛精神の寄付で、賄われていたのでしょうね。

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6月の満月 (ミコちゃん)
2009-06-07 22:24:22
こんばんは、緑風様

 素晴しいフォト句とコメントを今宵もありがとうございます。♪

「鮎は瀬に棲み鳥樹に宿る人は情けの下に住

む」の句碑も本当に名句ですね。一体何方の作

でしょうね?今宵の月はこの部屋から見えていますが、

暈を被っていて、これも風情がありますよ。

しっとりと情けの暈のように見えて、素敵かも。(笑)

明日8日が満月ですね、楽しみです。

 
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