花便りふたたび茅ヶ崎のI兄や友人のkayoko様から花便りがメールで届きました。嬉しいですね^^ありがとうございます。では、関東の華やかなお花からです。 実相寺の桜 (山梨......
先日、思いがけず急遽兄弟旅行に誘われ、
元気な内にと夫婦で参加しました。
5組の夫婦が集合し、4男の家の長男であるEさんが
バスを運転。全員で行けると思っていましたら、
長男夫人のH姉さんが都合で不参加となり、
総勢10名の一行。実は夫の兄弟は6人で、男性5人に
女性1人なのですが、姉夫婦は数年前に他界しています。
その姉が一番年長ではないのですが、何故か早かった
ですから番狂わせで、今でも不思議です。
今回、4男ご一家3人で私達全員を招待して下さいました。
長男、次男夫婦、三男夫婦、5男夫婦が
山陰へ連れて行って貰い、足立美術館に寄り
日本一と評判の大庭園を鑑賞、少し曇天ではあり
ましたが、松の緑は青々と楓や躑躅は生き生きと、
白砂や池、滝や岩、石や苔に映えて、調和織りなす
見事な造りに溜め息をついて立ち止まることしばしば。
50,000坪もありますので、日本一でしょうね。
北側の山を取り込んだ借景なので、「この庭園とあの山との境目は
一体どうなっているの?」と4男夫人のF姉が^^。確かに!
私もこの大富豪足立さんの敷地がどうなっているのか、
足を踏み入れる訳にはいかないので、通路側から想像する
のみでした。ビルなどが建つことのないように
敷地は大変広く、そこも全て有効利用している?
以前にも来たことはありましたが、ここには
案内人というガイドさんがおられませんので、一寸残念ですね。
ガイド料が多少かかっても、お庭の案内人がいて欲しいと...
(パンフは眼が霞んでとても読めませんし...)
本館1階の端っこに、「寿楽庵」という茶室が設けられて
いて、本格的なお抹茶と、白砂青松の羊羹を頂き、窓からも
「白砂青松庭」が見えるので、優雅なひと時を
感謝しました。こんな時間は、綺麗ね~美味しいね~と、
人生の一期一会を楽しめば良いのですね~
重さ3キロの純金の茶釜でお湯を沸かし、地元の
八幡焼きお茶碗~♬。
広い館内はゴールデンウィーク前の静けさに、
ゆったりとした空間となっていました。
足立美術館というだけあって、館内は多くの巨匠の美術作品が
展示されていました。それらにカメラを向けることはできません。
本館を2階へ上がると、横山大観、上村松園、伊藤深水、
河合玉堂、その他数々の名画がずらりと。
陶芸館1階、2階には河井寛次郎や北大路魯山人の
陶芸品などがずらり。新館でも現代日本画が鑑賞できます。
四季に応じて展示作品も変えられるようで、これ以上ないと
思える細やかなおもてなしが感じられますね。
池庭の見える喫茶室では、これまた優雅なコーヒ―ブレイクが
できますが、ここは又何時の日か~です。孫がいよいよ松江から
お引越しとなった今年3月、引っ越し荷物の手伝いに来た娘と、
孫娘が二人で安来市を訪れ、記念に足立美術館に入館して、
この喫茶室で楽しんだそうです。孫にとっても
卒業旅行と就職前の気忙しい中での、母娘の一生の
良い思い出ができたのですね。その後学位授与式の23日に
再度松江に来て、小泉八雲と同じ「グッバイ松江」となりました。
松江の皆様、いろいろありがとうございました。
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この日のお宿は、島根県米子市皆生温泉の菊乃屋さん。
Mお兄さんお姉さん!素晴らしいお宿を予約して下さり、
本当に交通費もお食事代その他も、ありがとうございました。
床の間には生花と掛け軸。与謝野晶子の代表歌の一つです。
かの有名な春の歌で、今宵逢う人皆美しき~
京都の祇園から清水寺への風情ある小路が目に浮かぶようです。
晶子と言えば与謝野鉄幹ですよね^^
月に浮かぶ満開の桜の下を逢いに行くのでしょう。
「清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みなうつくしき」
夏には夏のお軸を掛けられるのですね~
日本人の繊細なおもてなしが、素晴らしいです。
左前方は境港市でしょうね。
↓ロビーからも日本海が目の前に広がって見えます。
夜9時からここで、お宿のご主人さんのギター演奏で
歌のワンマンショーが30分余り。私も湯上りに行って、
聴かせて頂くことが出来ました。アットホームな雰囲気で、
ジーンズ姿のミュージシャンは、いかにも慣れた手つきで
次々にギター演奏しながら、歌って下さいました。
F姉は「昴」をリクエストし、数曲後に私も調子に乗って
「あの素晴らしい愛をもう一度」をお願い。
すると、ミュージシャンは「私も最後はこの曲で
〆たかったんです!」と。お話の盛り上げ方が
とってもお上手だなと一同大笑いになりました^^。
そして、終了のご挨拶が終わったとたん、甥のEさんが
「アンコール!アンコール!」と手拍子を始め、全員で
口を揃えて「アンコール!アンコール!」と
手拍子が始まりました。お宿のご主人さんは、勿論
歌って下さいましたよ!英語で「カントリーロード」を。
軽快なリズムに合わせ、手拍子が自然と湧き上がっていました。
10人仲良くお喋りしながらの夕食風景。
義父母が見ておられたら
どんなに満足で喜ばれたことでしょう。
子供たちは苦労と努力の末、今こうして80代70代になりました。
↓これは翌朝のお食事ですね。
腰掛け式ですべてが至れり尽くせり。
本当に美味しくご馳走様でした。
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先日、友人のkayoko様がお庭に咲いた
季節のお花を送って下さいました。
先ずは瑞々しい卯の花と花筏です。
十二単、花丈が長くて綺麗ですね^^。
可愛いモッコウバラが垣根の様になって元気ですね♬。
kayoko様、癒しの花々をありがとうございます♡。
足立美術館での写真は夫の写真です。次へ続きます。
今日も、ご訪問頂き有難うございました。