ゆめと私の台湾日記

2010年から本格的始めた不妊治療の末、妊娠、昨年11月に出産しました。只今、3人での生活満喫中です。

お義母さんの心配…?

2011-07-17 | 6ヶ月~
ここ2,3日姫ちゃんが胃を圧迫しているのか
1日中消化不良のような不快感に見舞われ
イマイチ食欲がわかず、仕方がないので少量を数回に分けて食事する毎日。
姫ちゃん、元気なのはいいけどもう少し下のほうで
動いてくれるかな~~
なんて、話かけてはいるけど効果のほうは…

そんな私をみて昨日の夜お義母さんが一言。
「何か食べたいものとかないの?」
あ、気を使ってくれてるんだ~なんてありがたく思いながら
「…お粥…」
それを聞いたお義母さんは
「はあっそんなものが食べたいの?」
…でもね、本当なんだよ…
妊娠が発覚して以来、特にこれといってこだわって食べたいものはないのだけど
どうやらガッツリしたものはあまり体が欲していないらしく
できればさっぱりとしたものを…と味覚が変わってるみたいだし
ここ2,3日の不快感がプラスして何となくお粥が食べたいというのが本音。
「私、思うんだけど、今の時点で300gって小さ過ぎると思うわ
とお義母さん。
…でもお医者さんも標準サイズとのお話だったでしょ?というと
「だって考えてもみなさい。生まれるときは3000g近くになってるのよ。
6ヶ月で10分の1なのよどうやって大きくなるの


…心配してくれるのはありがたいのだけれど
時々疑いたくなるお義母さんの常識…
…本当に自分で産んだんだよね?子供二人…
一応、がんばって
今の時点で1kgも2kgもあったら残り約5ヶ月大変でしょ?
心配しなくても7ヶ月8ヶ月ぐらいに急に大きくなってくるよ。
と説明はしたのだけれど
「お医者さんは若いから…」
と最後には曾医師すら信じられない様子。
こうなったら看護婦をしているいとこにお願いして
折をみて話をしてもらうほかはないのかな…

なんとなく台湾の妊婦さんが妊娠中に20kgとか普通に太るのが
わかるような気がするわ。
ま、日本でいう7kg以内というのは難しそうだけれど
やっぱり10kgを超えてはねえ…
考えたら子供約3kg、羊水などその他体液が2kgと考えて
そのほかは全部お母さんにつくんだものねえ。
できれば断固10kg以内で抑えたいわ。

隔代教育

2011-07-14 | 日記
隔代教育…親が子供のめんどうをみるのは当然ですが
親がなんらかの理由で子供の面倒をみられないので
自分の親に教育を託すこと、
つまりは孫を祖父母が育てることを意味する言葉です。
日本でも共働きの親に代わって
祖父母が昼間、孫の面倒を見ているおうちは時々あると思うのですが。
台湾の場合、日本のそれとは違っていて
経済的に問題があって親が都会へ共働きへ行ってしまったり
親が全く育児放棄してしまったりと理由はいろいろあるようですが
複雑な家庭状況が影響していることが多いようです。
どんな理由があるにせよ
面倒をみている祖父母世代の年齢や経済状況から
子供が十分な教育が受けられなかったり
複雑な家庭環境から将来的に影響がでたりと社会問題になっているとのこと。

なぜ突然こんなまじめな社会面のような話になったかというと…
昨日、夕食時にテレビを見ていると
お義母さんが突然、
「3番目のおばさんの息子が離婚したんだって
なぜそんな話を思い出したのかは不明ですが…
この息子さんは今、上海の台湾系ITメーカーで働いており
3年ほど前に結婚、去年には子供もできて円満なはず…
「それが、出産したら離婚する話になってたんだって
じゃあ、子供は…?
「今、おばさんが面倒みてるらしいよ」

話を簡単に整理すると
どうやら妊娠が発覚したときにはすでに関係が冷え切っていて
出産したら離婚することで合意していたとのこと
関係が冷え切っていたのに子供ができたことにも驚くけれど
離婚を前提で出産って…
そんなことならいっそのこと、あきらめたほうが子供のためにも
みんなのためにもよかったんじゃないか…?と思うのは私だけ…?
奥さんも息子も出産後、中国へ戻り
残された赤ちゃんはおばさんが一人で面倒をみているんですって。

おばさんは北投の近くで理髪店をされていたのだけど
子供の面倒で店を開けられず
今は開店休業状態。
お義母さんも心配なようなのですが
おばさんは元々神経質な人で体面をとても気にする人なので
どうやって声をかけたらよいかわからない様子。

それにしても無責任な話…。
病院には欲しくても子供に恵まれない家庭は山ほどいるのに…
二人とも子供への愛情とか愛着は全くなかったのかな…
考えたら腹立たしいより先に悲しくなります。
どういう理由でこんな選択肢になったのかはわかりませんが
罪のない赤ちゃんがごくごく普通に育ってくれることを祈るばかりです。

いただきものの葡萄~~

2011-07-13 | グルメ
阿偉が長期で出張のためお義母さんのうちで夕食を食べさせてもらっている今日この頃。
夕方に降った雨が上がりお義母さんのうちへ行くと
外が涼しくなったからか近所のおばさんたちが外で井戸端会議
のどかな風景だわ~~。
何を話してるか知らないけど
なんとなく挨拶して家の中へ入ろうとすると
隣のおうちからおじさんが登場

このおじさん、俗に言う外省人で人はいいのだけれど
しゃべっている言葉がほとんどわからない…
しかも重度の聴力障害で耳が遠いらしく声が半端じゃなく大きいので
よくびっくりするのだけれど…
20年近く隣に住んでいる阿偉やお義母さんでさえほとんどわからないのだそう。
家族の中で話がわかるのはなぜかお義父さんだけ。
阿偉いわく、なぜかお義父さんだけはちゃんと話がわかる不思議な会話…
でもご近所なので毎回顔を合わせるときちんと挨拶はするようにしています…
で、今日もお隣からおばさんたちの声に釣られてか
隣のおじさんが登場
とりあえず、挨拶すると
ものすごくうれしかったのか?なにかを言いながら腕を引っ張るおじさん…
????
お義母さんはちょうどご近所さんとの話に夢中で気づいてない様子…

どうしたものか困っていると
何かを言いながらうちの中に引っ込み大きな葡萄の箱を持ってきたおじさん。
どうやら葡萄をくれると言っているらしい…
大きい声にお義母さんも気づいたのか
後ろから
「うちでは売るほどあるからいいよ」 お義父さんは八百屋さんなので…
というのだけど箱を開けてとてもいい葡萄だといってる様子。
お義母さんと困っていると
ちょうどうちの中からおじさんの息子さんが出てきた。

話によるとおじさんの娘さんが南の葡萄農家に嫁いで送ってきたんですって。
とっても甘いからぜひぜひ…
と薦めてくださったのでありがたくいただくことに。

 
 
お義父さんいわく
台湾では葡萄が今まさに旬なのだそう。
日本では秋のイメージがあるのにねえ。
今はいろんな種類があるけど巨峰は皮と実の間にとっても上品な甘みがあるので
葡萄の中ではとっても大好き。
お隣の阿伯、ありがとう

定期健診 ~続き~

2011-07-10 | 6ヶ月~
前回書くのを忘れていたので少し追記をしておきたいと思います。
病院で検診が終わって次の予約の手続きを待っていると
看護婦さんんが1枚の紙を渡し、
「明日、超音波検査室から連絡があると思うので都合がいい日に予約をしてくださいね。」
てっきり高層次超音波検査と間違えてるのかと思い
「高層次超音波検査の予約なら前回のときに予約したんですが…」
いうと
「うん、それは実費の検査ね。これは健康保険のエコー検査だから。」
???
健康保険でカバーされるエコーって毎回の検査のときにしてるんじゃあ…

不思議を顔をしてたのがわかったようで
「毎回してるエコーは検診の一環として必要なもの。今回のエコーは医師じゃなくて技師が検査するので。」


っていうか、前に聞いた話と少し違うような…
よくよく話を整理してみると
つまり、毎回のエコー検査はあくまで検診の一環として行われるいわば医療行為のため医師が担当。
で、健康保険でカバーされるエコーは専門の検査技師が担当するということのよう。
写真は病院のサービスなので毎回だしてくれるようなのだけれど。
なので次の日、病院からきた電話では
問診室ではなくエコー検査室へくるよう指示されました。
…今頃やっと納得できたわ…
…にしてもみんなの話がそれぞれで混乱するわ。

ですから再度再度の訂正です
慈済医院では10回の検査が健康保険の適用範囲となり
その際に行われるエコー検査は医師が認める必要な検査事項の一環として行われ、
うち、1回を健康保険適用の検査として専門の検査技師がエコーの検査を行う…
ということのようです。
…全く、理解するのに時間がかかりました…

定期健診~20週目~

2011-07-08 | 6ヶ月~
時間が経つのは早いものであっという間に20週目。
昨日はちょうど検診日。
7月7日7番目という縁起のいい番号で気分良く検診です。

前日にお義母さんに検診へ行くというと
「一人で大丈夫?病院って大きいんでしょ?…」
なんだかんだ言いつつ、すごく行きたげな感じ
こういう所は大阪のおばちゃんに似てると思う
素直に「行きたい」とか「行ってもいい?」とか言えないところ。
はい、はい、わかってますよ、初めてだし
お義母さんいわく、お義母さんの時代はエコーとか検診とかなかったんだって。
だから行きたいのは見え見え
でもこういう時、「来たかったら来たら?」とか言うのはNG
なので早めのご飯を食べてるときにさり気なく
「あれ?今日、お義母さん、行かないの?」
とごくごくさり気なく誘うと今までウロウロしていたお義母さんが
「も、もちろん、行くわよ。」
とそそくさを準備を開始。
これぐらいのことは心得ている結婚6年目

病院へ着くとちょうど夜の部が始まる時間だったのに
曾医師の部屋だけ誰もいないみたい…。
いつも早めに始まるのにおかしいな~~とか思いつつ待っていると
7時になっても全然進まない…
待っている人たちが段々待ちきれなくなって受け付けに問い合わせると
どうやら誰かが産気ずいたらしく
曾医師はそちらの処置に追われているとのこと。
しょうがないよねえ…
結局、8時近くになって曾医師が登場。
かいわいそうに目がげっそり入ってました
かわいそ~~。同情するわ…

診察自体は曾医師が来て10分ほどで呼んでもらえたのよかったけど。
お義母さんはエコー初体験なのでとても興奮
そんなお義母さんに曾医師は親切に説明してくださり
「これが頭…、ほら、目が見えるでしょ?…こっちが足ね…。」
心拍が聞こえたときには
「お!!こんなに速いのね
とってもびっくりしたみたい。
ちなみに今回のお写真はこちら

  

今回は一枚の写真に入りきらず2枚に分割。
大きくなったねえ…
先生いわく、現在320g、頭からおしりまで16.8cmなんですって。
羊水検査のときから考えると100g強の成長

お義母さんは曾医師にしきりに
「うちの嫁、お腹が小さすぎると思うんですけど…うちでも食事の量が少なくって…」
って愚痴ってたんだけど
「赤ちゃんは標準の大きさまで育ってるから大丈夫ですよ」
曾医師から言われて少し安心したみたい。
…っていうか、台湾の妊婦さんがよく食べるんだと思うんだけど

なにはともあれ、お義母さんにとっても大満足な定期検診になりました。
…誤解のないように言っておくと…
…別に普段、行ったらダメとか来るなとか言ってるわけじゃないんだけどね…