思い出のポテトサラダ

朝から蒸し暑いお天気なので冷たくいただけるおかずがいいと思っていたら
タイミングよくゆめさんがいつもより早くお昼ねしてくれたので
久々にポテトサラダを作りました

　　　　

我が家のポテトサラダは隠し味に三杯酢を少々入れるのがミソ。
入れるのと入れないのでは全然味が違います。
三杯酢なのにマヨネーズの酸味がまろやかになるんです。

実はこれ、唯一亡くなったおばあちゃんが教えてくれたお料理。
おばあちゃんは何を隠そう、全くお料理ができない人だったのに
なぜかコレだけは知っていたという不思議なお話

聞いた話では小さい頃からお嬢様育ちで造船業を営むおじいさんと結婚したものの、
若くにおじいさんが亡くなってしまったので
その後は実家へ帰って女手一つで母達子供3人を育てるために働きに出て
うちのことはおばあちゃんのお母さん、つまりはひいおばあさんがすべてを引き受けていたので
全く家事ができなかったみたい。
多分、あの時代、女手ひとつで3人の子供を育てるのは大変だったと思うし、
苦労なんて知らずに育ってきたおばあちゃんにとっては並大抵のことではなかったと思うけど
そんなことちっとも私達には話さず、
いっつもとてもやさしいおばあちゃんでした。

もし生きていたら何て言うかな～。
多分、ゆめさん見たらすごく喜んでくれるんだろうな
何より台湾へお嫁に行くって言ったら何て言っただろ～？

ポテトサラダで思わず思い出にひたってしまいました。
次、日本へ帰ったらゆめさん連れてお墓参りでも行こうかな～～