ゆめと私の台湾日記

2010年から本格的始めた不妊治療の末、妊娠、昨年11月に出産しました。只今、3人での生活満喫中です。

不妊治療って・・・

2014-08-29 | 不妊治療
昨日、インターネットのニュースを見ていたら芸能人の石田理子さんの記事を見つけました。
どうやら2人目の計画を着々と進めておられるようです。
先日、2人目のことを考えて卒乳しました、みたいなことを見たところだったのに
すでに採卵もされたとのことでその行動力に頭が下がります。

でも、同時に目にしたのが不妊治療を事細かに公開されている理子さんへの否定的な意見。
体外受精を親から伝えられてへこんだ、とか
将来的に子供が気にするから不妊治療を公開すべきではない等々…
もちろん、世の中にはいろんな意見を持っている人がいるのでその意見を否定するつもりはありませんが
結構、辛辣なものがありました。
ま、芸能人ということで誰が書いたかわかってしまうから子供への影響を考えてのことかとは思いますが…。
でもね…
不妊治療をして体外受精で子供を授かった経験者としては…
不妊治療って、体外受精ってそんなに後ろめたいものなのかしら?という疑問。
私も周りに体外受精を特に隠していなかったせいか
妊娠中に体外受精でできた子供は異常が出やすい、とか、知能が低い子供が生まれやすいとか
どっから聞いてきたのかの思うような全く根拠のないことを
普通に吐く人に出会ったことがあります。
私はいちいち返すのもめんどくさいので知識のない人だと鼻で笑っていましたが。
現に生まれてきてくれたゆめさんはものすごく健康だし、
他の子供に比べて決して知能が低いとも思いません。

私はゆめさんにエコー写真と同じく病院でいただいた受精卵の写真を見せているし
もう少しわかるようになったら不妊治療についても体外受精についても話すつもりです。
決して後ろめたいことでもないと思うし
子供がほしいと思う気持ちは誰にも負けなかったからしんどい不妊治療にも踏み切ったのですから。
だからゆめさんには胸を張って伝えられたらな、と思っています。
でもこれって私の一方的な思い込みなのかしら?
何となく、考えさせられた記事でした。

ゆめさんが将来どう感じるかは私にはわかりませんが
私は世の中の不妊治療を受けているみなさんに周りの意見なんか気にせず、がんばってほしいな。
経験したことのない方にはわからないかもしれないけれど
精神的にも肉体的にも本当に限界を感じることが多々あります。
決して決してそれを表にする気はないけれど
それを乗り越えてできた子供たちには胸をはってもらいたいものです。
不妊治療だって体外受精だって決してみんなが思われるような悲観的なものではないんです。
自然にできないからちょっと医療技術の力を借りただけ。
そりゃまあ、お金と時間はかかるけどね…
それだけのことなんだと思うんだけど…。

何の話か、愚痴ってるだけみたいになったけど
石田理子さん、二人目できるといいですね。