海外ドラマファンの間では早くから話題に上っていたし
ここ数年はエミー賞の常連でもあるので気にはなっていましたが、
正直、貴族ものや時代劇はあまり得意ではないし…
と躊躇していたのが嘘みたい
この秋第2シリーズの放送が決まったのを誰よりも喜び、
若干、スターチャンネルへの加入まで考えてしまった。
そんな皆さんと同じ様に私の心もぐぐっとつかんだのは
メロドラマとサスペンスに歴史が絡んだイギリスの人気ドラマ。
ダウントン・アビー SERIES 1
#1"嵐の予感"、＃2"招かれざる客"あたりは人物関係を把握するのでちょっと大変でしたが
それ以降は加速的に面白くなりました
一昔前は最初の1話目が重要で
その1話を見て、見続けるかどうか決める人も多かったと思うけど
最近のドラマはそれで切っちゃうのが勿体ないものも多くなりましたね～。
先に放送されたスターチャンネルでは
"貴族とメイドと相続人"という副題がついていましたが
NHKでは"華麗なる英国貴族の館"となって全7話放送されました
20世紀初頭のイギリス、イングランドの田園地帯。
邸宅"ダウントンアビー"の当主、グランサム伯爵
ロバート・クローリー（ヒュー・ボネヴィル）の下に悲報が舞い込んできます。
タイタニック号の沈没で、
長女メアリー（ミシェル・ドッカリー）の婚約者である甥と
そので父あり、爵位と財産の継承者であるいとこが亡くなったと。
ロバートには他に次女イーディス（ローラ・カーマイケル）、
三女シビル（ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ）と2人の娘が居るのですが
クローリー家では男子しか相続できない
限嗣相続制【げんしそうぞくせい】を採用しているので
このままでは子供3人とも相続できません
彼の母バイオレット（マギー・スミス）は
何とかこの相続制を変えて孫娘たちに相続させようとするのですが難しく、
結局第一継承者として
遠縁のマシュー（ダン・スティーヴンス）の名前が挙がります。
マシューとメアリーが結婚すれば万々歳なのですが
弁護士であり中流階級である彼をメアリーは好ましく思わず、
相続問題は複雑になるばかり…
一方、チャーリー・カーソン執事（ジム・カーター）が取り仕切る
使用人の間でも様々な足の引っ張り合いが行われます
果たして娘たちは爵位と財産を継承する事が出来るのでしょうか
使用人たちはダウントン・アビーで働き続ける事が出来るのでしょうか
脚本家ジュリアン・フェローズ自ら爵位を持ち、
撮影はイギリスに実在するハイクレア城で行われ、
当時の貴族ワールドをリアルに描いた大ヒット英国ドラマです
すごくおおざっぱに言ってしまえば、これはメロドラマなんですよね。
美しい風景や衣裳、貴族という位はあっても
人と人が妬み、競い、恋におちるドロドロ感。
気取ってたって所詮人間そんなもんね
ってまあ非常に乱暴な書き方をしましたが、
つまりそれほど難しく考える必要がなく、
メロドラマ好きならきっとハマると言いたかったのです
#3"欲望の代償"でメアリーがやらかしたら最後。
そこから次々にあらら～とにやにやしちゃう
憂慮すべき出来事が増えてきました。
バイオレットや母コーラ（エリザベス・マクガヴァーン）たちは
何とか彼女に相続させようと次々男性に会せるんですね。
マシューが駄目なら、別の男性をと。
その時の男性が連れてきたオスマン帝国の外交官と
一夜限りの関係を持ってしまうんです。
もちろん時代が時代、身分が身分ですからあっていいわけがないのですが、
よりにもよってその時に彼が死んでしまう…
何とか彼の部屋に戻し、事なきを得たと言いたいところですが、
これが後々効いてくるんですね～
イーディス
メアリーの姉妹対決も見応えがあります
使用人同士の対立もすごいの。
そもそも第一下僕のトーマス（ロブ・ジェームズ=コリアー）は
ロバートの従者になりたかったのに、
足の不自由なジョン・ベイツ（ブレンダン・コイル）が
そのポジションにやって来たのもだから面白くない。
事ある毎にコーラの侍女サラ・オブライエン（シボーン・フィネラン）と組んで
彼を陥れようとするんです
このオブライエンも曲者でね。
実はすっかりマシューとメアリーが意気投合した後で
コーラの妊娠が発覚するんです。
もし男の子であれば第一継承者になるので
マシューは元通りの弁護士で身分違いの恋になる。
メアリーはそれでもいいと思うのですが、周りは黙っていない。
そうこうしているうちに…
オブライエンがコーラを流産させてしまったのです
結局、相続人問題は振り出し
時代も20世紀初頭ですから
第一次世界大戦が始まってしまった…
ひゃ～もうぐちゃぐちゃな人間関係、どうなっちゃうんだろう。
確かにこれは面白いドラマですよ
もちろん「時代考証が緻密」というのも評価されている理由の1つですが
当時を知らない私にはそんな事関係なく、シンプルに楽しめました
女性陣の衣裳は興味深いですけど
という訳ですっかりハマり、
第2シリーズは、すでに始まっているスターチャンネルで見るか、
それとも秋まで待つか…
またもや好きなドラマが出来て嬉しい悲鳴を上げるこの頃です
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ここ数年はエミー賞の常連でもあるので気にはなっていましたが、
正直、貴族ものや時代劇はあまり得意ではないし…
と躊躇していたのが嘘みたい
この秋第2シリーズの放送が決まったのを誰よりも喜び、
若干、スターチャンネルへの加入まで考えてしまった。
そんな皆さんと同じ様に私の心もぐぐっとつかんだのは
メロドラマとサスペンスに歴史が絡んだイギリスの人気ドラマ。
ダウントン・アビー SERIES 1
#1"嵐の予感"、＃2"招かれざる客"あたりは人物関係を把握するのでちょっと大変でしたが
それ以降は加速的に面白くなりました
一昔前は最初の1話目が重要で
その1話を見て、見続けるかどうか決める人も多かったと思うけど
最近のドラマはそれで切っちゃうのが勿体ないものも多くなりましたね～。
先に放送されたスターチャンネルでは
"貴族とメイドと相続人"という副題がついていましたが
NHKでは"華麗なる英国貴族の館"となって全7話放送されました
20世紀初頭のイギリス、イングランドの田園地帯。邸宅"ダウントンアビー"の当主、グランサム伯爵
ロバート・クローリー（ヒュー・ボネヴィル）の下に悲報が舞い込んできます。
タイタニック号の沈没で、
長女メアリー（ミシェル・ドッカリー）の婚約者である甥と
そので父あり、爵位と財産の継承者であるいとこが亡くなったと。
ロバートには他に次女イーディス（ローラ・カーマイケル）、
三女シビル（ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ）と2人の娘が居るのですが
クローリー家では男子しか相続できない
限嗣相続制【げんしそうぞくせい】を採用しているので
このままでは子供3人とも相続できません
彼の母バイオレット（マギー・スミス）は
何とかこの相続制を変えて孫娘たちに相続させようとするのですが難しく、
結局第一継承者として
遠縁のマシュー（ダン・スティーヴンス）の名前が挙がります。
マシューとメアリーが結婚すれば万々歳なのですが
弁護士であり中流階級である彼をメアリーは好ましく思わず、
相続問題は複雑になるばかり…
一方、チャーリー・カーソン執事（ジム・カーター）が取り仕切る
使用人の間でも様々な足の引っ張り合いが行われます
果たして娘たちは爵位と財産を継承する事が出来るのでしょうか
使用人たちはダウントン・アビーで働き続ける事が出来るのでしょうか
脚本家ジュリアン・フェローズ自ら爵位を持ち、
撮影はイギリスに実在するハイクレア城で行われ、
当時の貴族ワールドをリアルに描いた大ヒット英国ドラマです
すごくおおざっぱに言ってしまえば、これはメロドラマなんですよね。
美しい風景や衣裳、貴族という位はあっても
人と人が妬み、競い、恋におちるドロドロ感。
気取ってたって所詮人間そんなもんね
ってまあ非常に乱暴な書き方をしましたが、
つまりそれほど難しく考える必要がなく、
メロドラマ好きならきっとハマると言いたかったのです
#3"欲望の代償"でメアリーがやらかしたら最後。
そこから次々にあらら～と
憂慮すべき出来事が増えてきました。
バイオレットや母コーラ（エリザベス・マクガヴァーン）たちは
何とか彼女に相続させようと次々男性に会せるんですね。
マシューが駄目なら、別の男性をと。
その時の男性が連れてきたオスマン帝国の外交官と
一夜限りの関係を持ってしまうんです。
もちろん時代が時代、身分が身分ですからあっていいわけがないのですが、
よりにもよってその時に彼が死んでしまう…
何とか彼の部屋に戻し、事なきを得たと言いたいところですが、
これが後々効いてくるんですね～
イーディス
メアリーの姉妹対決も見応えがあります使用人同士の対立もすごいの。
そもそも第一下僕のトーマス（ロブ・ジェームズ=コリアー）は
ロバートの従者になりたかったのに、
足の不自由なジョン・ベイツ（ブレンダン・コイル）が
そのポジションにやって来たのもだから面白くない。
事ある毎にコーラの侍女サラ・オブライエン（シボーン・フィネラン）と組んで
彼を陥れようとするんです
このオブライエンも曲者でね。
実はすっかりマシューとメアリーが意気投合した後で
コーラの妊娠が発覚するんです。
もし男の子であれば第一継承者になるので
マシューは元通りの弁護士で身分違いの恋になる。
メアリーはそれでもいいと思うのですが、周りは黙っていない。
そうこうしているうちに…
オブライエンがコーラを流産させてしまったのです
結局、相続人問題は振り出し
時代も20世紀初頭ですから
第一次世界大戦が始まってしまった…
ひゃ～もうぐちゃぐちゃな人間関係、どうなっちゃうんだろう。
確かにこれは面白いドラマですよ
もちろん「時代考証が緻密」というのも評価されている理由の1つですが
当時を知らない私にはそんな事関係なく、シンプルに楽しめました
女性陣の衣裳は興味深いですけど
という訳ですっかりハマり、
第2シリーズは、すでに始まっているスターチャンネルで見るか、
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