聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

そもそも街は創られているのです

2009-01-19 19:52:14 | 洋画クライムアクション・バイオレンス
堅物とはきまじめで融通のきかない人の事だそう。

このブログは記事のページに辞書も付いているから重宝してます。

堅物よしおかは
正直、今日の試写会にそんなに期待していなかった。
だってよしおかドラマが好きなんだもん。
これはキアヌ・リーブス様が主演ですよ~。
ジャンルで言うとクライム・アクション

まあ、時間もタイミングよかったし、見てみますか~


フェイク・シティ 

本当にすいません。
ほんますんません

かなり面白かったです。
さすが、キアヌ様

妻に先立たれ、酒におぼれるトム・ラドロー刑事(キアヌ・リーブス)。
彼は星を挙げるためなら、小さな犯罪には目をつむり
人もバンバン殺しちゃう…

つまり少々手荒な事をしても
「正義を貫く」という信念を持っています。


けれどその彼のやり方は、合法さを脱していて
同僚からも反感をかっているのです。
内部調査班のジェームズ・ビッグスヒュー・ローリー)も例外ではありません。


そんな彼をいつもフォローしてくれるのは
ジャック・ワンダー警部(フォレスト・ウィテカー)。

やはり正義は大事だと、
彼が職務を脱しても、トムを部下に置いて優しい言葉を掛けます。


部下をまとめる力があるのか
ワンダーが昇進する事が決まったある日
トムに付きまとっているテレンス・ワシントン(テリー・クルーズ)が
「悪い上司の犬になり、トムをおとし入れようとしているのだ」と
同僚から聞いてしまうのです。


不正を許せない彼は少し懲らしめようとすると…


ワシントンは武装強盗に殺されてしまいます

さて、本当に不正をしているのは誰なのか?
そして、「正義」「悪」とは一体何なのでしょう



流石はフォレスト・ウィテカー
はっきり言うとよくある不正です(笑)

けれど全くそう感じさせず
ぐいぐい引き込まれるこの感じは主演、助演お2人の演技でしょう。
それに1つ足しておきました。


試写会なのでネタバレ注意報にしておきますが、

人間って欲が無い人はいないんだと思う。

わかりやすいとお金、地位、物。
あと、名声でしょ。

極論は、衣食住。
仕方ないのよね。

よしおかはこの結末を見て犯人に対して怒りは全くなし。

ただ可哀相。

正直、欲がなくなったら、終わりと私は思うから。
それが変な方向に向いた結果これかと。

程ほどのお金と休み。
程ほどの緊張感と安定。
程ほどの幸せと不幸。


これを求めている気がしてなりません。

50%の綱渡りがよしおかを生き生きさせてくれています。


ちなみに最初に書いた堅物
まさにキアヌが演じるトムだけど
正義振りかざしても結局殺人です。
よしおかはお薦めしませんね、はは。

是非、劇場でご覧下さい。
アクションは劇場に限ります