聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

ボタンを掛け違えたら、最初からやり直そう

2008-08-05 22:01:32 | 洋画ラブストーリー、ラブコメ
今まで見た恋愛映画の中で確実に5本の指に入る。
もう胸が痛くて痛くて
自分が別れてしまう様な錯覚に陥りました


ハニーvsダーリン
~2年目の駆け引き~ 


以前何かの雑誌で
「日本では公開されなかったけど、 最近素晴らしい作品が多い」
という様な記事で紹介されていた2006年作品。
かなり好きな映画なのでネタバレ警報発令

監督はペイトン・リードです。

この原題は「the break up」
つまり別れの一つの形を描いていますよ。


ブルック(ジェニファー・アニストン)は
大好きなゲリー(ヴィンズ・ヴォーン)の為に
料理、洗濯、掃除、趣味と精一杯合わせてきた。
でも自分の好きな事ばかりで
ゲリーは一向に合わせる気配がありません。

たった少しだけ感謝でもしてくれればいいのに…



最初は小さな不満だったんだろうけど
積もりに積もってついにブルックは爆発

些細なケンカが別れへと形を変えていきます。

「ちょっとだけ変わって欲しい」
そんな彼女の思いも虚しく、やる事なす事裏目に出てしまい
ついに2人で買ったマンションも売りに出す事に…


お互いに好きなのに何故、こんな風になってしまったの
掛け違えたボタンは元に戻らないの?
自分の恋愛に大いに役立つ映画です



すご~く共感できて、
相手にはなかなか口にしないけど、よく私もブルックと同じ事を思った。
実は最近も(笑)

「思いやって欲しい、察して欲しい」

もちろん性格にもよるだろうけど
めちゃめちゃ女っぽい(良い意味でも悪い意味でも)私は
相手に合わせるタイプ。

だから勝手に1人で悩んで、不満がたまって一気に爆発

ブルックはまさに自分を見ている様。
それでも最近思った。
やはりそれは相手に求めすぎ。


それは決して愛ではない、
自分の為にしている恋なんだって。
(女も30歳越えたら大人になる?)


いずれにしろ、タイトルになっている様に2人は別れます。
その悲しさといったら、号泣じゃない。
胸が痛い。
胸が苦しい。
涙がつつーっ。
本当に自分が別れた様だった。
改めてジェニファーは素晴らしい女優さんです
よしおか恋愛女優賞を送ります
(確実に要らないでしょう)




もしあなたが男性なら
女性は少なからず、こんな部分があるのです。


もし、あなたが女性なら
不満に思う前に口に出しましょっ。
大切な人を失う前に。

DVD、TV、映画館全部含めて今年見た中では№1是非見てください