暇つぶしです

私が思いついた事を書くだけのブログです。

働く能力の

2019-04-13 10:31:04 | Weblog
 働く能力のない人はどうしたら良いのだろう。

 男性で、『会社は、無能に冷たい』と書いていた人がいたが。
 で、『当たり前だろう』と。
 『日本は、弱者に優しい国』だが、『会社は、無能に冷たい』と。
 “働く能力がない”という理由で、会社でいじめられる人達がいる。
 そして、そういういじめに関して、会社は、何もかばってくれなくて、その“働く能力がない”人達に、仕事を辞めてもらいたがっている、と。
 日本的いじめというのは、働く能力のない人を、しんどい部署に異動させて、その人を自主退職させるということで。

 でも、“働く能力”なんて、急に訓練によって、治るものだろうか、と。
 多分、治らないと思うのだけど。

 橘玲さんの、『働き方2.0vs4.0』を買ったが。
 「橘玲さんだって、そんなに会社で高給取りをもらっていた素晴らしい人ではないのに」と思った。
 アメリカの高給取りの一部の人達の話をもってきて、『アメリカは素晴らしい』と言っても困るのである。大抵の人は、そこまで素晴らしい人間などではなくて。むしろ、ダメ人間の方が多いのだから。

 増田悦佐さんが、『欧米と日本人は一緒にするが、アメリカとヨーロッパでは違う』と書いていたが。
 「ヨーロッパも国によって違うよね」と思う。
 先進国の中で、日本だけが特別に、変わっていて、おかしいという訳ではない。

 『このままでは日本はダメになる』と騒いでいる日本人が大勢いるが。
 日本だけが、特別に、このままではダメになる訳ではない。それぞれの国にはそれぞれの国なりの間違いがある訳だからして。日本だけが特別に間違っている訳ではない。

 『世界の他の先進国はこんなに素晴らしいのだ』と言っている人達が大勢いるが。ある制度の面には、別の影があるのだからして。一部分だけを取り上げて、その国は素晴らしいのだという事は出来ない。
 そりゃそれぞれの国の素晴らしい所、良い所だけを取り出せたら、素晴らしいのだろうが。大体において、そうはいかないから、今の日本の現状がある訳で。
 
 他者の意見を聞くのは良い事だと思うよ。でも表に対する裏の面がある、と。本当にそれが素晴らしい事なら、すでに、日本もやっているだろうから。『やっていない』と言う事は、つまり、多分、取り入れるには、問題があるからだろうと思う。

(続き)
 『社会福祉と移民歓迎は両立しない』。(橘玲さん)

 会社としては、働く能力がある人が素晴らしくて。働く能力のない人を救うのが社会福祉。

 まあ、移民なんて、その国の言葉を話せないから。会社で働く能力はないのだけど。
 だから、「日本語能力試験に受かった人だけ、移民として認めるべきだ」と思う。日本語が出来ない人が日本に住んでも、仕事がなくて、結局、生活保護になるのだから。

 『肉体だけ』動かせば、良い仕事が減ってきているのだよね。
 だから、日本語が出来ないと、仕事が出来ない。

 まだ、問題はある。
 体力は、格差が少なくて。知的能力の方が格差は大きい。
 だから、体力の仕事が減って、知的能力を要求される仕事が増えると、格差が拡大する。

 発達障害の人達が、『今の時代の方が仕事はない。農作業だったら、出来るのに』と。
 “出来る人”だけに焦点を合わせるのには、無理がある。
 “出来ない人”もいるのだから。
 そして、“出来ない人”は、どう頑張っても出来ない。少しはましになるだろうが。そして、“泣きながら”仕事をする羽目になる。

(続き)
 『女性は非正規、派遣、アルバイトが多く、男性は、正社員が多い』という話だが。『男性は、正社員で』とすることによって、『男性は、みな平等』という神話が作られる。
 本当は能力格差があるが、その事に目をつぶっていられる、と。

 女性で、時給2000円で。男性が時給1000円になって。
 そういう社会に、日本人が納得いくか、と。
 同じ会社で、と。
 まあ、正確に言えば、女性で時給2000円の人がいて、男性で、時給2000円の人がいて、女性で時給1000円の人がいて、男性で時給1000円の人がいる。同じ会社の中で。
 それが、透明性をもって、明らかになって良いのかどうか。
 『同一労働、同一賃金』というのは、そういう事でしょう、と。
 日本で、本当の『同一労働、同一賃金』が出来るのか、と。
 そしたら、人の格差が明白になるではないか、と。
 『正社員は、同じ会社なら、同じ賃金』なら、格差は目立たないけれども。
 同じ会社で、別の賃金の人がいる事を、日本人は受け入れられるのか、と。
 今は一応、『派遣と、パートの人は、別の賃金で良い』と言う事になっているけど。
 正社員の間で、同じ会社で、賃金が別の人達がいる事を認められるのか、と。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 社会思想へ
にほんブログ村
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 卑しい考えを | トップ | どうしたら幸せに »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事