大人はくたびれる

　大人はくたびれる。　　（２０２２年３月２０日）

　『大人はくたびれる』を書いていた人がいたけど。
　「子供もくたびれる」と思う。
　「世界はここしかないのだ」と思ったら、疲れる。
　「世界は他にもあるよ」となったら、救われる。
　外国で働いて暮らすのは難しいけど。
　だけど、「全ての人に、１年に１回海外旅行出来るような世界になりますように」と。
　そしたら、アメリカの黒人も『私達は差別されている』と言わないで済む。
　アフリカに旅行に行けば、アメリカはアフリカより良い国だという事が分かるけど。
　『アフリカに旅行に行けなかったら』分からないのだから。

　別に、アメリカ人だからと言って、みんながみんな、『一生に一回以上海外旅行出来る程』豊かな訳ではない。
　行けたとしても、カナダとかメキシコしか行けない人が多い、と。
　で、別に「カナダとメキシコでも行けるなら幸せ」で。
　実際は、今住んでいる所から出た事のない人も多い、と。

　その人達はその世界にしか住めない、と。
　カンボジアで生まれて、一生そこで暮らさないといけない人達は大変だなと思う。

　「職業訓練を受けて、お金が欲しいな」と。
　「教育を受けて、お金が欲しいな」と。
　『大人がくたびれる』理由は、『働く事』にあると思う。
　もっとも、「子供も十分くたびれて」いて。
　結局、左翼の人達とか、アメリカ人だけど、『金持ちの人の子どもは旅行に行って、それがアメリカの大学の入試の時の、アピールポイントになって、結局、金持ちの子どもは良い大学に行けて、金持ちになる』とか書いている人達がいるのだけど。

　だけど、本当は「旅行に行けるものなら、みんな旅行に行きたいと思っている」と。
　「世界はここしかないのだ」と思う事はみんなにとって、しんどいから。

　本当の意味における、『絶対的に正しいもの』というのはないけど。
　「世界はここしかない」と思っていたらしんどい、と。
　「世界は他にもある」と思っていたら、その『世界』とやらが、完璧に正しいものではない事は分かっていたとしても、救われる。

　『学校に行かないといけないのか』論争があるけど。
　しかし、『ネット大学』とか言っても、全然やる気にならないなと言う事を発見した、と。
　「通信制の大学は入学するのは簡単だが、卒業するのは難しい」が。
　結局、その『ネット大学』をやって思ったのだけど。
　「私が、全然、動画見ていなくても、誰も怒らないだろう」と。だから、全然やる気にならない、と。

　結局、『怒ってくれる人』というのは大事、と。
　私が何をしても、誰も何も怒らないだろうと思っていたら、やる気がなくなる、と。

　結局、「内職で、金儲けするのは難しい」と。
　私の母親は『外で働くのが、内職よりも沢山お金がもらえるのは、他の人と一緒に働く金』と言っていたが。
　『高校中退して、通信制の高校を卒業しました』と言っても、世間の人達、ネットでは『学歴は高校中退だね』と言う、と。
　結局、「人間関係なしに、お金は得られない」と。

（続き）
　別に「親と暮らせば良いのにね」と思う。
　「東京で一人暮らししないで」と。
　親と仲良く暮らせるというのは、十分な能力だよねと思う。
　別に、『東京に行きたいのだ』と言う人は、「東京に行けば良いけど」。
　『東京に行きたくないのだ』と言う人まで、「東京に行く必要はない」と思うけど。

　でも、「チャンスがあるなら、生かすべきだ」と。
　『東京に行きたい』と思っていて、『東京に行けるチャンスがあるなら』「東京に行くべきだ」と思う。
　地元で、うじうじ『あの時、ああしていれば良かった』とか言っていても意味がないから。

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