道彦の散歩道

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06/20 みすず飴&翁飴

2014年06月20日 | スイ-ツ・お菓子

【みすず飴】

「みすず飴」は、長野県土産として販売されているゼリー菓子である。果汁に水飴等を加え寒天で固めて作られており、弾力性があって柔らかく果汁の風味と独特の歯応えが好まれている。

飴同士、あるいは飴と包装紙がくっつかないようにオブラートで包むが、砂糖でまぶすなどの処置が施されている。
商品としてはセロファンで包まれたものと、紙の包装のものがあり、セロファンで包まれたものは首都圏でも売られている。

「みすず飴」は、大正8年、(株)敷島商店の飯島新三郎によって翁飴をヒントに開発された。信州というイメージで商品化するという狙いから、「みすず飴」という名前になった。
最初はアンズ、イチゴ、リンゴの3種類であった。現在ではアンズ、梅、三宝柑、ぶどう、りんごの6種類である。

「みすず飴」は長野県土産の常連で、駅や土産店でも目立った場所に置かれている。なお、「みずず飴」は上田市に所在する(株)敷島商店の商標である。

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【翁飴】

「翁飴」は、秋田県能代市の「桔梗屋」という菓子店が作った淡黄色の飴である。
桔梗屋自体は、文禄元年創業という老舗中の老舗の菓子店であるが、この「翁飴」も文化年間から約200年の伝統を持っている。

飴といっても、餅とゼリーの中間のような独特の歯ざわりであり、口の中で嚙むとやさしい甘さがほんのりと広がる。

原料は餅米と大麦で、砂糖・添加物などを一切使用せずに、自家製の麦芽糖化水飴に「特別な原料」を配合して固形化している。その製法は桔梗屋の家業を継承している武田吉太郎家の秘伝とされ、一子相伝で伝えられている。

職人も雇わず、すべて武田吉太郎氏一人の完全手作業で、仕込みから完成まて゜一週間もかかるので量産が出来ない。この「翁飴」は、夏場でも溶けず、真冬でも固くならない。

他の菓子店でも「翁飴」と称した菓子を見かけることがあるが、桔梗屋のものとは別物で味もまるで違う。

名前の由来は、滋養に富み、病人や老人にも食しやすいので、長寿わ全うできるという意味が込められている。

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