道彦の散歩道

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ
毎日の事件事故の記録

09/14 銘柄米②

2013年09月14日 | 食・レシピ

【ヒノヒカリ】
「ヒノヒカリ(南海102号)」は、コシヒカリ(越南17号)と黄金晴(愛知40号)交配によって生まれた水稲ウルチ米である。宮崎県総合農業試験場で育成さけた。

1989年に水稲農林299号「ヒノヒカリ」として命名登録され、1990年に種苗法による品種登録された。名前の由来は、西日本(九州)を現す「日」(太陽)と、その飯米が光り輝くさまから。

多くの府県で奨励品種に指定されており、九州を中心に中国・四国地方や近畿地方など西日本で広く栽培されている。1989年に全国累計で1797ヘクタールの作付面積であったが、1999年には133248ヘクタールを記録し、以降ヒノヒカリはコシヒカリ・ひとめぼれに次いで全国第三位の作付品種である。

財団法人・穀物検定協会が毎年行う米食味ランキングにおいて、2001年、熊本県城北産がヒノヒカリで初めて最高ランクの特Aにランクされた。その後もヒノヒカリの産地銘柄が特Aにランクされる例がある。

「品種特性」
早?性は、中性に属する。いもち病、白葉枯病にやや弱く、耐倒伏性かやや弱い。穂発芽性は「難」。ヒノヒカリの収穫適期は、出穂後45日目が標準である。天候やほ場の条件にも左右されるので、籾の約90%が黄変した頃を収穫適期の判断の目安とする。
コシヒカリよりやや小粒。食味は極良であり、上の中に区分される。

Img_1726

Img_1727_2

【ひとめぼれ】
「ひとめぼれ」は、1981年宮城県古川農業試験場において、良食味と耐冷性を併せ持つ品種の育成を目的としたコシヒカリと初星との交配から育成が開始された。1991年に水稲農林313号「ひとめぼれ」として命名登録され、1992年に種苗法による品種登録がなされた。

1993年の大冷害で大きな打撃をうけたササニシキからの転換品種として作付面積を伸ばし、1994年には全国作付面積第二位となった。食味が良いことやコシヒカリより栽培が容易なこともあり、寒冷地以外でも作付けされるようになっている。

『品種特性』
傷害型冷害に対する他冷性は「極強」、食味は粘りが強く「極良」。耐倒伏性はササニシキより強いものの「やや弱」。いもち病抵抗性はササニシキと同程度で、穂いもち圃場抵抗性「中」、葉いもち圃場抵抗性「やや弱」である。
また、食味については、柔らかく冷めても美味しいのが特徴との評判がある。

Img_1723

Img_1724


最新の画像もっと見る