今朝の長崎新聞一面に、共同通信社による第46回衆院選の世論調査結果が掲載されていた。
自公300議席うかがう
第三極伸び悩み
民主激減70前後か
といった見出しにギョ!!!
うっそー!
今回の選挙で、私の周りには自公に入れたい人なんて聞いたことないし、
「未来の党」に期待する声が続々と上がっているのに・・伸び悩み?信じられない!
記事を読むと、「4、5両日、全国の有権者約12万3700人を対象に電話世論調査を実施…」とある。
両日とも平日ではありませんか。
平日家にいて電話アンケートに答えられる人って、
リタイヤした高齢者か、専業主婦か、自営業者などですよね?
会社や学校や病院や役所や工事現場など外で働いている社会人、そして学生の声は、
ほとんど得られていないのでは?
とすると、その数字を選挙結果の予想として示すことに意味があるのだろうか。
無意味なだけでなく、まずい結果を招くことにもなりかねないのではないだろうか。
ここでは、1位ダントツに自民、2位民主、3位維新、以下、公明、未来、みんな、共産、社民、大地…の順になっていますが、これを参考にしたらどうなるか?
小選挙区の当選者は1人なので、
例えば、未来の党がいいなぁと思っていても、当選の可能性があるのは自民か民主らしい、
自民には絶対当選して欲しくないから、それなら民主に入れよう!と思う人が増えるかもしれない。
公明党や共産党のように、絶対ブレない党員を組織しているところはそんな心配は無用でしょうが、
それ以外の政党支持者や、まだ迷っている無党派の人たちは、
自分が一番好きな党、支持したい党に入れるのではなく、
政策的には二番手や三番手であっても、可能性のある党に1票を投じることになるでしょう。
もし、このような選挙予報が、新聞やTVで何も報道されなかったら、
単純に素直に、自分が支持する党名を悩まずに書くことができるはず・・・
でも、今頃もしもの話をしても仕方ないですね。
やはり、私たちもブレずに惑わされずに、
一人ひとりが目指す未来に一番近い政党と候補者名を、自信を持って書くしかありませんね。