まるで夜叉を思わせるほどの凄まじい表情で
「オリンピックよりも福島の復興を」と呼びかけた女性がいました。
福島県双葉町出身の亀屋幸子さん。
霞が関の経産省正門前でマイクを握りしめ、声をからして訴えていたそうです。
「オリンピックをやってもいいけど東北の電気を使わないで下さい。
その代わり東京湾に東電の原発を作って下さい」
「オリンピックが決まった時、悔しくて悲しくて涙が止まりませんでした。
私たち(福島の事故)の時も、
国会議員の先生たちがオリンピックのように一丸になってくれていたら
放射能対策も避難ももっと早くできていたのに」
「オリンピックが来ると資材も人材も東京に来て福島の復興が遅れる」
田中龍作ジャーナルより