「22日、いよいよ石木ダムが有識者会議にかけられる」
との情報に、石木ダム建設予定地の地権者を代表して、岩下さんが駆けつけました。
水源連や多くの支援者と共に、会議の傍聴を求めて申し入れました。
が、国交省はどうしても頑なに拒み続け、結局流会となりました。
その様子が、TBSのニュースiで放映されました。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4959720.html
国土交通省で開かれる予定だった4つのダムの建設の是非を検討する有識者会議が傍聴を求める反対派の抗議で議事に入れず、流会になる異例の事態となりました。
「私たちは50年間、ダムに反対し続けているんです。たった2時間くらいでどういった審議がされるか聞きたい。当たり前でしょう」(石木ダム地元住民)
国土交通省では午後6時から岐阜県の内ヶ谷ダムや長崎県の石木ダムなど4つのダムの建設の是非を検討する有識者会議が開かれる予定でした。しかし、石木ダムの建設に反対する地元住民らが傍聴を求めて会議場に入ろうとしたことから、有識者会議は議事に入れないまま流会となりました。ダム建設の是非を検討する国土交通省の有識者会議が流会になるのは今回が初めてで、日程を調整して改めて開催するとしています。(22日20:57)
詳しい状況は、「石木川まもり隊」のブログにも書かれています。
http://blog.goo.ne.jp/hotaru392011/e/1e9218d432b25bafb92b1a82457db12c
地権者は、会議の妨害をしに行ったのではありません。
どのような検討がなされるのか、聴くために行ったのです。
たった2時間の間に4つのダム問題を議論し(ということは平均30分?)、
そこで県の方針が認められたら、地権者の土地は奪われるのです。
50年間反対闘争を続けてきた住民にとって、どうして納得がいくでしょう。
地権者には知る権利があるはずです。
公開できないような有識者会議自体が、今や説得力も正当性も失っている
無意味な会議ではないでしょうか?