2009年の扉が開きました。
関東では素晴らしい初日の出が見られたようですね。
友人が送ってくれた写真で、朝焼けの富士山や八ヶ岳の御来光など私も見ることができました。
インターネットと友情に感謝です。
佐世保はなんと…朝から雪でした!
しかも風が強くて、横殴りの雪です。
急いでカメラを手にバルコニーへ。
我が家(マンション)の前は海ですが、海も空も灰色で、雪さえも灰色で…
海に落ちる雪を撮っても、ただの灰色の世界。
何も見えませんでした。(まるで、日本の今を写しているよう)
そこで、お向かいのマンションの壁をバックに撮ってみました。
九州といっても、日本海側ですから、雪が降るんですね。
福岡育ちなのに忘れていて、とても驚きました。
でも、お昼頃にはすっかりやんで、うっすら積もっていた白いヴェールは跡形もなく消え去ってしまいました。
陽がさしてきたころ、今のうちとばかり、年賀状を投函するため佐世保駅前のポストへ。
投函後、駅構内のお店に立ち寄り、帰ろうとしたとき、面白いものを見つけました。
貧乏が去る像ですって!
後ろに、説明の立て看もありました。
どなたがいつ作られたのでしょうか?
昨今の厳しい不況に負けないでほしいという願いが込められているのかもしれません。
12月に商工中金が発表した中小企業景況判断指数は29.4で、2か月連続で過去最低を更新したそうです。
また、昨年10月から今年3月までに失業する非正規労働者は、8万5千人に達すると厚生労働省が発表しました。
このままでは犯罪も急増すると、誰かが報道番組で言っていました。
寝る場所も食べる物もなくなった人が、凍死を免れるために、軽犯罪を犯して留置所行きを望むことは十分あり得ると。
そういう社会にしないためにも、政治や行政は是非その力を発揮してもらいたいと強く思います。
この像が不要となってどこかに仕舞われる日が早く訪れますように…