まもなく、あの日がやってきます。
自然の猛威に恐れ慄いたあの日、3月11日。
そして、人間の造ったものの恐怖に凍り付いた3月12日。
しかし、時の流れは、その恐怖の記憶を和らげていきます。
生きるためには、恐怖や苦痛の記憶はできるだけ忘れたい、消してしまいたい。
でも、忘れてはいけないこともある。
二度と同じ恐怖を味わないために。
だから、「さよなら原発させぼの集い」では、こんな集会を企画しました。
平日の午後です。
お仕事なさっている方は、まず無理ですが、
お時間のある方、お近くの方、是非ご参加ください。
移住者の方は佐世保市民ではありません。
県内ですが、少し遠くからやってきてくださいます。
子育て真っ最中のお忙しい中、時間を作って来てくださいます。
福島から来られた多くの方は、人前で話すことに抵抗があります。
辛いことや悲しいことを思い出すだけでなく、
今現在も福島で暮らしている方々の心情を思うと、話したくない気持ちにもなるでしょう。
その葛藤を経て、話して下さることになりました。
貴重なお話に耳を傾け、共に考え、語り合う。
そんなひと時を 少しでも多くの皆さんと共有したいと願っています。