これは、先月開催された石木ダムに関する公聴会で、
地権者のお一人が公述なさった原稿の一部です。
ここで、元佐世保市長である桟氏が、重大な発言をしていたことが公になりました。
つまり水不足に困っていた佐世保市は独自に水時給計画を立ててきたが、
それはことごとく県によって拒否されてきた、
なぜなら石木ダム計画があるからと。
佐世保市の計画が実現していれば、あれほど大きな渇水被害はおこらなかったと。
この発言について精査するよう市議会の委員会で要請された水道局は、
そのようなことを裏付けるものはなかったとの調査報告書を提出しました。
が、その調査というのは、当時の水道局職員やダム事務所職員などへの聞き取りだけで、
市長からその話を聞いたというご本人には何の問い合わせもありませんでした。
そこで、先週金曜日の19日、地権者のお二人が佐世保市水道局を訪ね、
その発言を裏付ける当時の新聞記事を提出しました。
この記事の渇水のところを読めば、
地権者の話が真実であることは明白です。
当時まだ現役だった桟市長が、朝日新聞記者のインタビューに答えて語っています。
佐世保市が石木ダム以外の水源対策を計画すると、県が圧力をかけてきた、
「石木ダム計画に影響しないように」と釘を刺してきたと。
ダム以外に水源を確保すると石木ダム不要論に繋がるからと。
やっぱり・・・。
石木ダムを造る目的は、
佐世保市民のための水源確保、佐世保市の水不足の解消のため、
などではなく、
本当は、ダム建設そのものだったのですね~
それが公共事業?
誰のための公共事業???
4月22日の毎日新聞(柳瀬記者)の記事を読んで感じました。
「ダム検証のあり方を問う科学者の会」が,佐世保市が示した,水需要が約5倍に跳ね上がるとの予測に対して「極めつきの虚構」と切り捨てました。
そこまで言われても,佐世保市はダムの事業認定手続を止める気にはならないのですね。
桟元市長の談話によっても,長崎県の「ダム建設ありき」の立場は明白です。
それにしても, 多くの佐世保市民はなぜ声を上げないのでしょう。
税金や水道料金の値上げが現実の問題にならないと,他人事位に思っているのでしょうかね。
28日の学習会で、もう一度そこのところを説明したいと思っていますが、
何人集まるか…まず、そこのところが問題で…
ダムは出来ない降りて来る場所が無くなるから!
笑顔が素敵な人たちまさくホタルの光だよ