そもそも総研-戦後70年-100歳のジャーナルリストが今伝えたいこと
戦争とは、人類のやる罪悪行為の中で、最も許されない、最もつまらない、しかも最も残酷な犯罪。
何故、こんな悪い手段を使って「幸福な世の中を作るためにやるんだ」と言えるのか。
現在が過去の戦争前夜に重なる…。
戦争をするとき、まずは自国民を騙す。戦争は情報を秘密にすることから始まる。
秘密保護法とかを『秘密をもらしちゃいかんぞ』という法律を作る
新聞社はおびえる。軍部の規制もある。新聞社自身の自主規制がある。いまも同じだ。
終戦の日に朝日を退社した。 戦争を追及してこなかった反省からだ。
しかし、本当はあの場所に居て、(自分の過ちを正す)記事を書き続けるべきだった。
私が日本人に言いたいことは 「人様に頼むのはやめよう」と。
我々の悩みは我々自身で考えることが大切。
お偉い人が来て世の中を良くしてくれることは過去にもなかったように、未来永劫あり得ないのだから。
戦争になって一番苦しむ者達がじゃあどうすると考える。そうすると道が開かれてくる。
あの悲惨な戦争をなぜ止められなかったか、
と問うこと。向き合うこと。それは自虐ではない。
日本の誇りを傷つけるものではない。