「世界のサセボ」と言われると、
くすぐったい感じを通り越して、引いてしまいそうになりますが、
でも、ここに書かれていること、わかります。
私も引っ越してきた最初の1年は、同じ印象を持ちました。
佐世保という地域が、他の地域にはない明るさ、元気さ、荒っぽさをもってるような、
魅力的な町にみえました。
やはりそれは、若い人たちとの出会いでした。
古い価値観にとらわれず、自由にしなやかに暮らしている若者たちの存在に、
驚きつつも、学ぶことがたくさんありました。
そして、中山記者も書いているように、
佐世保市民の長崎市へのライバル意識は相当なものを感じますが、
余所者から見たら、全く個性が違うので比べる必要はないのにな~と思います。
うまい例えではないけれど、
長崎市は優しくて思慮深いお姉さん、
佐世保市は元気でやんちゃな弟、
そんなふうに、私の中では、ぼんやりとイメージ化されてきたようです。
そしてどちらにも共通してるのは、人の温かさ。
これは長崎県民の共通点なのだと、埼玉を出る時、教えてくれた人がいましたが、
本当にそうでした。
今年の夏がくれば、私も長崎県民になって、丸6年です。
少しは私も温もりのある人間に近づけたかな?
いやいや、県民性ってのはDNAの問題だから、後から入ってきてもムリ!
という声が聞こえてきそう・・・
サセボを”第二の古里”と言ってくださった中山さん、
新たな任地でも、お元気で、よいお仕事をなさってくださいますよう、
陰ながら願っています。