兵士よ!
2013-05-22 | 平和
米海軍佐世保基地の米兵2人が日本人女性1人に性的暴行を加えた疑いで取り調べを受けているというニュースが、昨日から報道されています。
正式な告訴もされていない段階で米軍機関紙が報じるのは珍しいケースらしい。
背景には米兵による正暴力が深刻化している現状があるという。
深刻化している背景は何だろう?
兵士の職務が戦争に備えての訓練だとしたら、
戦争は最大の暴力なのだから、暴力に対して感覚的にマヒしてしまうのだろうか?
それとも、最大の暴力の現場に行かねばならない不安や恐怖が、自らを暴力的にしてしまうのだろうか?
そんなことを考えていたら、友人からこんな動画が送られてきた。
以前もこのブログのどこかで紹介したと思うが、忘れてしまった。
でも、内容は覚えている。
忘れられないチャップリンの感動的なスピーチ。
「絶望してはいけない」
兵士たちよ。獣たちに身を託してはいけない。
君たちは機械じゃない。君たちは家畜じゃない。君たちは人間だ。
兵士よ。
奴隷を作るために闘うな。
自由のために闘え。
兵士も市民も、米国人も日本人も、男も女も、み~んな人間。
同じ人間。
家畜でも奴隷でもない、上も下もない、
対等な人間。