ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

水がでない!

2005-05-27 18:50:37 | スペインの生活
昨夜11時くらいから断水になっている(現在、5月27日午前11時50分)。ここ半年くらいなかったな。ペドロランドでは断水といっても18時間以上続いたことはないが、隣の町などでは、1週間くらい断水だったことがあった。近所で宅地造成などやっていると、断水はしょっちゅうのことである。

何が困ると言って、トイレが流せないことほど困ることはない。飲み水はいつもミネラルウォーターなので、これは問題なし。朝起きて顔を洗えないのは気持ちが悪いが、これは我慢ができる。もう我慢ができない!と思って、お隣に行ってトイレを使ったら(彼らは今オランダに帰っていて留守なのだが、鍵を預かっているのだ)、なーんとこの家にはトイレのタンクにすら水がたまっていなかったのである。どうやら、オランダに帰る前に、水道の元栓を止めていったようだ。1回分くらいなら流せるだろうというのは、誤算であった。

断水はいつも予告なしに起こる。前回断水になったときにペドロランドのオランダ人住民が「こんなことはオランダでは絶対にない。断水のときには1週間前くらいから予告があって、みんな水の汲み置きをして用意をしておく」と言っていた。イギリスでだって、日本でだって、予告無しの断水なんてないぞ。文明国では考えられないことだ。だいたい、スペインではインフラの重要性が認識されていないと思う。水道・電気は生活必需品というよりは、ぜいたく品という感覚だ。ましてや、電話となると、もう嗜好品の域に入る。

住民管理組合の会長である、お向かいのヘルムートが住民を代表して水道会社に電話したところ、1時間以内に解決すると言われたそうだ。「1時間ではなくて、マニャーナかもね」とヘルムートは笑っていたが、それから2時間が経とうとしている。断水が長く続くようなら、わたしは住民共同プールに水汲みに行って来るぞ。

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