ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

宝探し

2010-11-18 16:59:18 | スペインの生活

今日のペドロランドの天気は

ご無沙汰して申し訳ありません。10月17日に無事にスペインに到着したものの、イギリスからの来客が相次ぎ、あわただしい日々を過ごしていていました。やっとスペインの通常生活パターンに戻ったところ。

先週の日曜日に、近くのバー主催のトレジャーハントに参加した。常連同士の親睦を図り、客寄せのために、あちこちのバーで行われているそうなのだが、わたしには初めての経験。メーベルの誘いで、4人チームで参加することにした。

10時半にバー集合で、会費は5ユーロ(約568円)。集合時に朝食のベーコンサンドイッチとコーヒーが出る。そして、終了時には、チリコンカルネとライスの昼食が出る上に、1等のチームには、このバーでのローストディナーのお食事券が1人1枚ずつが授与され、2等賞としては、ワイン1本ずつが出る。これで5ユーロは安い。

それぞれのチームにヒントと質問の書かれた紙が配られ、5分おきに各チームが車で出発する。この日は、暖かでとてもいいお天気だったので、海辺を主な舞台とした宝探しはとても楽しかった。宝探しといっても、宝が隠されているわけではない。いろいろな形式があるらしいのだが、今回は、紙に道順が書かれていて、そこに行き、紙に書かれた10の質問の答えを探す。質問は、なぞかけのようなものもあるそうなのだが、今回のトレジャーハントの質問は、単純なものが多かった。一番時間がかかったのは、「"Piscis Libre"の番号は?」という質問。"Piscis Libre"はきっと家の名前に違いないということは察せられたのだが、いくら歩いても見つからない。30分ほど歩き回った末にやっと、玄関先に"Piscis Libre"とタイルの貼り付けられたアパートを見つけた。

わたしたちのチームは2位という結果に終わった。1位のチームは、ターボ・ジルとの異名を取る、スピード違反すれすれの高速運転で知られるジルを運転手としてリクルートしたのが、成功の秘訣だったようだ。しかも、彼らは一番先に出発していて、一部のヒントをいじった可能性がある。電話ボックスに貼られている宣伝ステッカーに書かれた清掃会社は?という質問があったのだが、このステッカーは電話ボックスではなく、ボックスの向かいの木に貼りついていた。きっと彼らが、電話ボックスから剥ぎ取り、木の幹に貼り付けたに違いない。途中ですれ違ったときに、うしろめたそうな顔をしていたのは、絶対にそのせいである。

今後、毎月トレジャーハントを開催するそうなので、次回が楽しみ。今回は質問がやさしすぎたという意見が多かったので、次回はもうちょっと難しくなるかも。