ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

スペインの3週間半

2011-11-14 16:28:12 | スペインの生活
今日のペドロランドの天気は

ご無沙汰してすみませんでした。10月19日に無事スペインに到着した後、お客さんが続き、その後、仕事も忙しくなって、あわただしい日々を過ごしていました。

この間、生まれて初めて食中毒なるものを体験した。犯人は、イタリアンレストランで食べたピザのトッピングの海老。この晩は、イギリスから来ていたお客さんたちと合計5人で食事にでかけたのだが、わたしとうちのだんなだけがあたった。わたしたち2人だけが共通で食べたものは、クアトロ・スタジォーネピザだけだったし、もう一人もピザを食べたが、それは異なったピザで、海老はのっていなかった。

前にも海老の乗ったピザを別の店で食べたことがあるが、ここでもピザを焼いた後に海老を乗せたらしくて、海老は生っぽい。たぶん茹でたものを冷凍したのだろうが、このプリプリした感じがピザとはまったく合わなくて、もう2度と海老ののったピザは食べまいと心に決めていたのに、この晩は気が迷ったのであろう。

わたしのほうは翌日の夕方までにはなんとか回復し、お客さんたちを空港まで見送りに行けるほどにまでなったが、丸1日半、何も食べられなかった。夫のほうは、もっとひどくて、2日以上絶食。食中毒症状がなくなった後は、胃が荒れて、完全に回復するのに1週間以上かかった。

で、写真は、先週、友人たちと訪れたPortico Marのアップル・シュトルーデル。オランダ人経営だということだが、昼間のセットメニューが、14ユーロ95セント(1,570円)で3コースにグラス1杯のワインあるいはビール付き(2人だと、水差しに入ってくるので、1人2杯くらい)。セットメニューとは言うものの、選択肢は豊富で、アラカルトの組み合わせと言ったほうがよい。普通、セットメニューになると、それぞれのポーションが小さくなるものだが、ここではそれがなくて、量はまったくアラカルトと変わらない。ステーキなど一部の料理が3ユーロ程度、セット料金に上乗せされるだけだ。

写真の皿でもわかるように、値段が安いわりに、料理のプレゼンテーションなど、細かいところに心が行き届いている。レストランの装飾は、ドイツ風。ウェイター・ウェイトレスは東欧人のようだが、適度にフレンドリーでありながら、適度に放っておいてくれるのがいい。

モンカヨの砂浜にも近くて、立地も言うことなし。食事が出てくるのに時間がかかるので、おいそぎの方にはふさわしくないが、こんなすてきな場所で、急いで食事をする必要があるだろうか。

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2 コメント

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Unknown (kmy)
2011-11-20 13:49:13
アップル・シュトルーデル、おいしそうですね。食べてみたいです。なかなかこういうお菓子は食べれないので、作ってみようかと思ったことがありますが、手間がかかるので断念しました。

食中毒、大変でしたね。魚介類だとノロウィルスか腸炎ビブリオでかと思いますが、症状がどちらもきついかと思います。冬の食中毒って意外と最近多いように思います。ご主人は特に大変だったようですね。自宅ではなく、外食でも気をつけなくては、と思いつつ、過信してしまいがちですね。

アップル・シュトルーデル (みちえ)
2011-11-21 21:18:36
kmyさん、コメントありがとうございました!

わたしもイギリスのテレビの宣伝で、アップル・シュトルーデルを見て、食べたい!と思っていたところだったので、迷わずこれを選んでしまいました。イギリスだとスーパーで冷凍のものが手に入るのですが。あるいは冷凍のペーストリーを買って家で作るという手もありますね。さすがに、ペーストリーから自分で作るという気にはなれません。

冬のノロウィルスによる食中毒は、日本でもイギリスでも多いですよね。6年ほど前に日本に冬に帰ったときに、実家に泊まっていたのですが、当時老人介護ホームに勤めていた母から、お願いだから、魚介類は食べないでほしいと頼まれました。万が一わたしが食中毒になると、母の勤めていた会社にまで迷惑がかかるというので。でも、せっかく日本に帰って、寿司を食べずに去ることはできないので、反対を無視して、魚介類の寿司をたっぷり食べてきました。

外食の場合は、気をつけていても難しいものがありますよね。普通はお店の衛生管理に信用をおくでしょうから。でも、最低限、今後は、スペインでは海老の乗ったピザは食べないようにするつもりです。

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