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最初の1週間は買い物やら家の改装やらでばたばたすると思われるので、仕事のほうは休みをとることにした。2週目からは通常営業の予定であるが、ADSLが問題なく作動するかどうかにかかっている。
すでに電話の契約もできていて、到着したその日から使えることになっている。スペインとはなんという違いだろう!(スペインの家に電話が開通するまで、18ヶ月もかかった)もっとも、すでに電話線が引かれていたこと、前の契約者の名前がわかっていたことが幸いした。スペインから電話で申し込むと、その日に電話番号ももらえた(しかも、英語専用ラインに電話すると、手続きはすべて英語OK)。
フランスの電話で感心したのは、使用しない間は回線料を払わなくていいという点である。電話一本入れれば、接続を切断したり、再接続したりできるそうだ。しかも、このサービスは無料とのこと。さすがにこんなサービスはイギリスにもスペインにもない。年間4ヶ月ほどしか使わない家には理想的な仕組みである。
ブロードバンドのほうは電話開通2日後から使えるようになるそうだ。モデムはその前に家に郵送してくれるそうである。イギリスでもスペインでもスムーズに一発でブロードバンドが使えるようになったことがないので、わたしはかなり懐疑的である。スペインの例だと、電話線の申し込みは英語でできても、ADSLのサポートはスペイン語オンリーということがあるので、フランスでも油断はできない(ちなみに、わたしのフランス語は大学以来なので、めちゃくちゃさびついている。しかも、その大学時代ですらあまり自慢できるものではなかった)。
わたしたちの留守中には、知人が5日間ほど我が家を借りることになっている。本当は近所の貸し別荘を借りる予定だったのだが、空きが見つからず、わたしたちが助け舟を出すことになった。というわけで、人様に見られても恥ずかしくない家にすべく、家中の掃除と片付けで先週末から忙しい。自分たちがいないということは、どこを見られるかわからないわけで、これも困ったものだ。とりあえず押入れになんでも放り込んでおくという手段が使えない。わたしのことだから、最後はいつも開き直って、悪あがきをやめるだろうけど。