ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

フランスの夏

2010-05-27 12:38:33 | フランスの生活
今日のドルドーニュ地方の天気は

ご無沙汰してしまってすみません。ブログをサボっていた間、フランスからイギリスに移動し、4月初めにイギリスから日本へ行き、2週間半の滞在中、例のアイスランドの火山灰騒ぎに遭遇して一時はイギリス帰還が危ぶまれましたが、無事予定通り4月27日にイギリスに到着、5月初めにイギリスからフランスに移動して、現在フランスにおります。

本当にアイスランドの火山にはハラハラした。なにせ、200年前にアイスランドの火山が噴火したときには、8ヶ月(誇張の多いイギリスのメディアでは2年間と報道されていたらしい)も噴火が続いたそうで、いくらなんでもそんなに長く日本にはいられないので、シベリア鉄道で帰るか?とか代替案を考えてもみた(で、面倒くさくなって、きっと帰るまでに通常に戻るさと楽観的態度に切り替えたのだが)。このとき空港閉鎖にあって足止めを食っていたスコットランド人青年がテレビカメラに向かって、"I hate Iceland!!"と叫んでいたが、まったく同感であった。銀行破綻で多くの欧州の多くの預金者に経済的被害を与えるは、火山灰で世界中の人に迷惑をかけるはで、ろくなものではない。しかも、自分の国では火山灰による空の便の影響はないというのがまた憎らしい。

5月初めにフランスに到着したときにはとても寒く、暖炉で薪を燃やす日が続いたが、先週末から気温が上がり、今週は25度近くにまでなった夏のような日もあった。おとといは夏らしい雷雨があり、今日は曇ってちょっと涼しめ。

この時期フランスの道を車で走っていると、沿道に白い藤のような花をつけた木があちこちでよく見られる。なんという木かなと思っていると、たまたまカエルさんのブログを見ていたら、ニセアカシアだということを知った。うちの近所にもあったので写真を撮ってみる。

これでしばらくフランスに落ち着けるかなというところだが、もしかするとサッカーのW杯の開催時期にスペインに行くかもしれない。なんといってもサッカー観戦はフランスよりスペインのほうが盛り上がる。レプリカシャツやフットボール、大型テレビなどの宣伝が盛んになり、フランスも商業ベースでは盛り上がってきたが、フランス人は主に家で家族や友人とテレビを見るのだろうか、フランス代表チームの試合放送中でも、バーなどは閑散としている。そこへ行くと、スペインはにぎやかだ。なにしろバーにはいろいろな国の人が集まるし、特にイングランドとスペインは非常に人気がある。スペインの友人たちもわたしたちの一時帰還を楽しみに待っていてくれているようなので、6月11日のからの開催を前に、今、心が揺れているところ。