ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

イギリスの春

2012-03-19 13:02:21 | イギリスの生活


たいへんご無沙汰しました。

3月7日から14日までイギリスに行っていました。イギリスの友人のみなさん、連絡しないでごめんなさいね。今回はキャラバン場のオーナーが変わったことに伴い、様子をチェックするための短期間滞在となりました。スペイン・イギリスは飛行機の移動で、空港でレンタカーを借り、用事を済ませ、週末に夫の家族に会いに行ったくらいで、他のことをする余裕は全然ありませんでした。次回、8月末にイギリスに行くときには、必ず連絡しますので、また「みちの会」でお会いしましょう。



着いた当日は寒かったものの(ボイラーが壊れてしまって、セントラルヒーティングとお湯なしで過ごしたせいもあるけど)、その他はお天気にも恵まれて、1週間の短いイギリス滞在を楽しんだ。イギリスでは、あちこちで春の気配が感じられた。

この冬は水不足で、イギリスでは4月上旬からホースの使用禁止令(罰金1,000ポンド)が施行されるらしい。






イギリスからフランスへ

2011-09-19 14:07:20 | イギリスの生活
今日のイギリス南東部の天気はときどき

約4週間のイギリス滞在を終えて、明日はフランスに向かう。帰りは、ポーツマスからサンマロへ船中一泊のいつものコースの予定。

イギリスに帰ってくる主要目的は友人・家族に会うことなのだが、今回はお天気に恵まれず、いつもほど多くの人たちに会えなかったのが心残りである。

通常、8月下旬に親類の家で誕生日パーティーがあるのだが、過去3年間雨に降られたので(雨天決行したが)、うんざりした主催者が今年は取りやめに決めた。毎年30人近くが集まるパーティーなので、これがなかったために会うことができなかった人は多い。

8月末の連休には、毎年夫の家族が集まるファミリーピクニックがあるのだが、それも天気にたたられた。たぶん、今年は過去最悪の天気だったと言えるだろう。参加者がいつもより少なかったのに加え、雨のため早めにお開きになったので、恒例のラウンダース(野球に似たイギリスのボールゲーム)をすることができなったのはもちろん、ゆっくりおしゃべりをする時間すらなかった。来年からは、場所をスペインかフランスに移すか、5月末の連休に時期を移すかしようという案が出た。

9月中旬には毎年友人の息子の誕生日バーベキューによばれるのだが、今年はそれもなかった。週末の天気が悪かったためかもしれない。

先々週末は、夫の妹の家で、兄弟とその配偶者が集まってのバーベキューがあったが、これも雨に降られた。大きなパラソル2つの下でしばらく座って食事をしたものの、あまりにも雨が入ってくるので、テーブルごと室内に運んで、食事を続けた。

というわけで、ちょっと残念なイギリス滞在であったが、それでも恒例の「みちの会」(わたしがイギリスに帰ると、在英日本人女性の友人ばかり最高13人が集まる)では、7人の友人と会って、おしゃべりに花を咲かせることができたし、ファミリーピクニックでは、90歳になる夫の継母に会うことができた。4年前に不整脈を患って以来、老人ホームのあるブライトンから二度と遠出はできないと言われていたので、4年ぶりに会うことができたのはうれしい。

さて、フランスの我が家では、どの程度車庫の改装工事が進んでいるだろうか。

イギリスからフランスへ

2011-06-10 11:03:19 | イギリスの生活


今日のイギリス南東部の天気はときどき

向かいの丘には、片側で真っ赤なポピーの花が満開、反対側ではラベンダーが咲き始めている。ラベンダーは、イギリス南東部の気候温暖化を見越した農家が、5年くらい前から競って栽培し始めたものだが、きっと今年は見事に策が当たったと笑っていることだろう。イギリスは今年の春は、記録的な降雨量の少なさということで、水不足が心配されている。

さて、いよいよ日曜日の午後、1ヶ月滞在したイギリスを離れて、フランスに向かう。また2ヵ月後に戻ってくると思うと、それほどさびしい気持ちもしない。むしろ、フランスに行くのが楽しみなくらい。その理由は、日本からの友人を迎えて、わたしのフランスに対する目がちょっと変わったからだろう。フランスはただ生活するだけの場所だったが、彼女のおかげで、もっと新鮮な目で見ることができるようになった。戻ったら、もっと興味深くフランスを観察することができるだろう。どんな発見があるか、楽しみだ。

さよならイギリス

2011-02-03 14:55:29 | イギリスの生活
今日の天気は、久々の

せっかく天気がよくなったと思ったら(もっとも明日からまた雨になるらしい)、明日はいよいよスペインに帰る。2週間のつもりで来たら、思いがけず4週間のイギリス滞在になってしまった。

義父の葬式は昨日無事に終了。結婚式と同じで、豪華にやろうと思ったら、いくらでも演出をこらして派手にできるのだろうが、昨日の葬儀は15分程度の簡素な式であった。あっけなかったくらい。でも、牧師さんのお話もあたたかく、それでいて湿っぽくなく、とてもいいお話で、この葬式を象徴している。

イギリスの洪水の様子を撮った写真もあるのだが、2週間のつもりで来たので、USBケーブルを持ってこなかった(バッテリー充電器すらスペインにおいてきた)ため、アップロードすることができない。スペインに帰ったら、まとめて上げます。

雨と寒さが印象的だったイギリス滞在だが、やっぱり離れるときにはいつもさびしい気持ちがする。イギリスのみなさま、夏にお会いするまでごきげんよう!

スペインは晴れて暖かいといいのだけど!

イギリス滞在中

2011-01-14 09:56:10 | イギリスの生活
今日のイギリス南東部の天気は

先週の水曜日に義理の父が亡くなり、先週の金曜日からイギリスに来ている。イギリスは天気が悪くて、寒い。(というわけで、期間限定の冬仕様のテンプレート使用中)おまけに、物価は高いし、暖房費がやたらとかかる。冬はスペインで過ごすことにしているのは正解であることを実感しているところだ。

舅の家の整理などは一応一段落し、あとは葬儀が終わるのを待って、スペインに戻る。サッカーシーズンたけなわの現在、そうそう長くサポーターズクラブを不在にしているわけにはいかないのだ。冬の繁忙期のため、葬儀までに2週間はかかるだろうと思っていたが、現在葬式の予約がいっぱいで、なんと3週間待ちである。クリスマス休暇による滞りが後を引いているのだろう。インフルエンザで亡くなる人が増えているというニュースも耳にする。

そもそも、イギリスの葬式は、日本のようにさっさとは進まない。日本だと、亡くなった当日が通夜、その後、最初の適当な日に葬儀ということで、最長でも1週間はかからないだろう。が、イギリスの場合は、まず、正式には、死亡診断書が出て初めて葬儀ということになり(実は、これを待たずに葬式の予約を入れた。待っていたら、3週間待ちではすまなかったであろう)、この死亡診断書発行に1週間かかった。もととも、急いで葬式をするという習慣がないのだろう。いい点は、ゆっくり故人を偲べることかもしれない。亡くなった直後は、事務手続きに追われて、なかなか故人を振り返る時間がないが、3週間もあると、落ち着いた時点で、お別れをするということになる。葬式後、みんなで家やパブで食べ物をつまんだり、酒を飲んだりしながら、談笑したり、イギリスの葬式はなんと明るいのだろうと以前から思っていたが(もちろん、若い人が突然事故でなくなったりした場合はまったく別である)、それには、このへんの時間的な余裕が一因となっているのかもしれない。


現在イギリス滞在中

2010-09-07 10:48:35 | イギリスの生活
今日のケント州の天気はときどき

ご無沙汰してすみません。8月22日にフランスの家を出発して、その晩はサンマロ郊外に一泊、翌朝のフェリーでポーツマスに渡り、イギリスに到着しました。

というわけで、現在イギリス滞在中(写真はフランスのペリグーの大聖堂。外壁の清掃作業が進み、だいぶ美しくなった)。フランスは出発の3日前くらいから突然暑くなったので、イギリスの涼しさ(20度ちょっと)は、とても気持ちがいい。

9と4分の3プラットホーム

2009-09-29 16:27:16 | イギリスの生活
キングスクロス駅の記事をご覧くださったまさみさんが、9と4分の3プラットホームの写真を送ってくださいました。どうもありがとうございます。

やっぱり「消えかけたトロリー」があるという話は本当だったのですね。が、よーく見ると、金属の棒やらスクリューやらDIYの跡がはっきり。やっぱり、マグルの能力には限界がある。ハリー・ポッターは空想の世界であるということを逆に思い知らされたような気がした。なんか、悲しい。


アーセナル2 - WBA0

2009-09-24 15:54:18 | イギリスの生活
火曜日はエミレーツスタジアムに、カーリングカップ(リーグカップ)第3回戦を見に行った。対戦相手は、現在チャンピオンシップ第1位で、やはり今季プレミアリーグから降格したミドルスブラに5対0で快勝した直後のウェスト・ブロミッジ・アルビオン(ウェストブロム)。



アーセン・ヴェンゲルはカーリングカップを若手の登竜門と位置づけていることから、この日は一軍選手は起用されず、すべて二軍およびユースチームの選手からなる陣容が予想されていた。そのせいもあって、この日の入場料は大人10ポンド、子供・60歳以上は5ポンドというプロの試合としては、破格の安さ。前回観戦したFAカップの対ハル戦は32ポンドで、来週のチャンピオンズリーグのオリンピアコス戦は46ポンドである。

入場料の安さもあり、この日は家族連れや若いカップル、若者のグループが多かった。子供にフットボール体験をさせるには格好の機会である。スタジアムはお祭り気分てきな雰囲気。わたしとしては、前回のハル戦のほうが、真剣なサッカーファンや熱心なアーセナルファンが多くて、ずっと感動的だった。わたしはどうも、おじさまたちの中にいたほうが落ち着く。

スタジオ観戦2度目となると、やはり感激度が若干落ちる。おまけに、「アーセナルファンはみんな立ち上がって」というような応援(?)をするグループがあって、近辺の人たちが立ち上がるものだから、あまり試合を見ることができなかった。「座ってよ!」という子供の訴えが聞こえてきて、気の毒なくらい(わたしも背が低いから、気持ちはよくわかる)。特にアーセナルの攻撃となると、まったく見えなくて、ため息か歓声かという周りの反応でゴールか否かを知るという具合。

試合のほうは、若干期待はずれであった。特にジャック・ウィルシャーには期待が大きかっただけに、活躍が見られず、やや失望。一方、交替要員として出場した直後から試合に大きな影響を及ぼしたカルロス・ベラには感心させられた。昨季ACミランで過ごしたフィリップ・センデロスの働きにも満足。第4GFのシュチェスニーは落ち着いていて、判断にも危なげなく、過去2試合一軍のゴールを守った第3GFマノーネよりもいいかもしれない。

期待したほどいい試合ではなかったものの、2対0で勝ったし(今回もすべてのゴールはわたしの座った側だった)、やっぱり観戦体験は楽しい。

大失敗!

2009-09-10 17:57:25 | イギリスの生活
今日のイギリス南東部はときどき

先日、用事があってロンドンに出た。日本領事館で新しいパスポートを受け取り、さてどこに行こうと考えたとき、ふと長年したいと思ってなかなか果たせなかったことがあることに思いついた。キングスクロス駅のホグワーツ急行の発着プラットホーム訪問である。今から3年くらい前になるかもしれない。わたしのサイトを見てメールをくれた当時中学3年生の男子から、「キングスクロス駅に行ったことはありますか?」と聞かれたことがある。

イギリスに来るたびにロンドンには最低1回は行くのだが、なかなか今まで機会がなかった。この日は美術館に行くほどの時間はないが、せっかくロンドンまで出たのにまっすぐ家に帰るのももったいない。というわけで、グリーンパークからビクトリアラインで3駅のキングスクロス駅に行くことにした。

駅に着いたものの、それらしい場所がないし、人だかりもない。そのうちに、自分の記憶に自信が持てなくなってきた。去年発行された7巻では、ハリーはホグワーツに行かなかったので、キングスクロス駅のプラットホームが本に出てきたのはそれよりずっと前のことになる。4分の3には自信があったのだが、果たして3と4分の3だっただろうか?それとも、4と4分の3だっただろうか?念のためにもうちょっと先まで歩いてみたが、やっぱりそれらしきものはない。本のブームが去ったので、特別な飾りなどは取り除いたと結論して、家に帰ってきた。

気になって家に帰ってインターネットで調べてみたら、なんと例のプラットホームは9と4分の3だった。7番線から12番線までは通路を経た向こう側にあり、そこまでは行ってみなかったのである。もしわたしがマスターマインドに出場したら、スペシャル・サブジェクトはハリー・ポッターにしようと思っていたのだが、こんなことでは、1点もとれないだろう。長年の念願を果たすのはまたの機会ということになってしまった。キングスクロス駅に行くというのはいい思いつきだったのだが、やっぱりこういうことには準備が必要だ。

(写真はチャリングクロス駅です。)

イギリスに到着して早4週間

2009-09-09 10:35:49 | イギリスの生活
8月13日からイギリスに滞在しています。8月中はすっかり更新を怠ってしまって、申し訳ありません。せっかく、Sさんから1つのエントリーに複数の写真を貼り付ける方法を教えていただいたのに、エントリー自体がなかったため、実験できませんでした。ご覧のとおり、成功です!ありがとうございました。これからはもっと写真を載せることができるでしょう。



上は、イギリスに到着する途中、フェリーから撮ったワイト島に沈む夕日。



トレーラーハウスのあるキャラバン場の付近に熱気球乗りの集合場所があるため、毎年夏はよく熱気球を見るのだが(敷地内の野原に着地したこともある)、今年は8月中旬のこの日1度だけ。風の強い日が多かったという天候的なものもあるのだろうが、不況のせいというのが大きいのではないかと思う。

イギリスは思ったより天気がよい。8月も雨が多いという予報なので、暖かい服をたくさん持ってくるようにとイギリスの友人たちから警告されたのだが、半袖のほうが活躍している。今週も週末にかけて晴れで20度前後という予報である。

イギリス滞在は3週間くらいのつもりでいたら、夫はもっと長期を予定していたらしい。元お隣のブライアンとメリルが残した荷物を取りに、10月5日にフランスにやって来るため、その前にフランスに戻らなくてはならないことになった。このため、9月27日にイギリスを発つことにする。というわけで、イギリス滞在も残り2週間ちょっと。