ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

フランスのカエル

2008-09-12 11:11:46 | 異文化・風俗・習慣
茶色のカエルは見たものの、今年は緑のカエルがまったく出てこないなと思っていたら、昨日我が家の庭にお目見えした。しかも、すごいハンサムである。体格もよく、カメラをくっつけても全然物怖じしない度胸のよさ。逆にカメラを向けたら、正面を向いてポーズまでつけてくれたほど。

フランスの東洋料理店(ベトナム人が経営していることがほとんど)では、カエルの足が必ずメニューに載っている(唐揚げになっているので、よく見ないと鳥と間違える。メリルいわく、足首の細いのがカエルだそうだ)。バイキングでも、寿司や焼き鳥はない日もあるが、カエルの足がない日はないようである。ちなみにこの東洋料理のバイキングコーナーには、いつも必ずスライスしたフランスパンが置かれている。中華料理を食べに来ても、フランスパン無しには生きていけないフランス人がいるのだろう。イギリスのインド料理店で、ライスではなく、カレーにチップス(ポテトフライ)を注文する人(イングランド北部出身の人に多い)も許せない。

フランスに到着

2008-09-08 12:34:06 | フランスの生活
今日は

火曜日の夜のフェリーでイギリスを出発し、フランスの家に水曜日の午後到着した。今年2月に夫が(実際に見もせずに)衝動買いした中古のアルファロメオ・スパイダーをフランスの家に運ぶのが、今回の目的である。本当は5月にイギリスを離れたときに、この車でフランスに行くはずだったのだが、オイル漏れのための修理に出したらエンジンがかからなくなってしまい、それきり8月中旬まで修理工場にとどまっていた。やっと直って、晴れて今回のフランス行きにこぎつけたというわけ。

フェリーがサン・マロの港に到着し、いざ発進というときにエンジンがかからない。バッテリーがすっかり上がっていたのである。港湾係員たちが4人かかりで車を押してフェリーの外に出すと、あとは勝手にしてくれという感じ。幸い、故障サービスの保険をかけておいたので、救援サービス会社に電話したら、地元の修理工場から救援車が1時間ほどで来て、車をスタートさせてくれた。まさかこんなに早く故障救援サービスのお世話になるとは思わなかったが、加入しておいてよかった。燃料計があてにならないので(イタリア車の電気系統はまったく信頼がおけないので有名であるが、この車もその例外ではない)なかなかスリリングな旅だった。1日に2件、しかも2件目はガソリン切れで救援サービスを呼ぶようなことになったら、顰蹙ものである。

わたしたちがイギリスに行っていた2週間半、こちらは連日晴天続きで暑かったそうだ。が、この日はナントの北辺りから500キロほどずっと雨が降り止まず、やっと我が家の近くで雨が上がったと思ったら、夕方からまた雨。というわけで、イギリスから雨を連れてきたと文句を言われている。

この夜は、2軒隣のブライアンとメリルのところに2週間スコットランドから遊びに来ていたマンディーにとってフランス最後の夜でもあり、マンディーとの短い再会を祝って、5人で食事に出かける。ブライアンがラ・ショミエールに予約を入れるため電話をしたところ、17日まで夏休み休業中だそうだ。いかにもフランスらしい。で、結局予定を変更して、ベトナム人の中華料理店でバイキング料理を食べることにした。

写真はフランスの家のツツジ。なぜか1つだけ花が咲いていた。狂い咲き?