ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

秋のフランスから

2010-09-30 15:49:23 | フランスの生活
今日のフランス・ドルドーニュ地方の天気はときどき



週末、ポーツマス・サンマロの船中一泊で、イギリスからフランスに戻ってきた。フランスはイギリスより天気がいいものの、さすがに寒くなった。おとといの朝の気温は6度。近所のトウモロコシ畑は、収穫が終わり、沿道のヒマワリ畑は枯れて真っ黒になっており、我が家のイチジクの木には紫にふくらみ始めた実がついている。秋の気配がいっぱい。

今回初めて、イギリスで買ってきたサテナビを使ってフランスの家に帰ってきたが、途中、普段は通らない道をたどらされることになった。あまりにも回りくどくて、もう二度とこのルートはたどらないぞと思ったが、ボルドーのワイン地方の真っ只中、シャトーの建ち並ぶワイン畑の中をドライブするのは、なかなか興味深かくもあった。

9月19日のオランダでの誕生日パーティーに立ち寄ってフランスに帰ってくる予定だったが、結局イギリス滞在が延びて、間に合わず、イギリスから直接フランスに帰ってくることになった。この後、3週間ほどフランスに滞在して、イギリスからスペインにやってくるお客さんに合わせて、10月22日までにはスペインに戻る予定。その後、来年の春までスペインに落ち着くはずである。

これがフランスの問題

2010-09-07 11:16:45 | 食べ物
フランスのサンマロ郊外に泊まったときの夕食。前菜とデザートはバイキングで、メインだけ日替わりのメニューの中から選ぶコースを選択した。昔は、カンパニールホテルチェーンの前菜バイキングは、どこでもすばらしかったが、最近は絶対に落ちたと思う。種類が減ったし、一度に出てくる量もケチケチしている。不景気の影響か?

それはともかく、メインに選んだのが魚介類のココット。たぶん最良の選択だと思うが、もうちょっとクリームを多くして、味も液状もこってりとさせたほうがよかったと思う。問題は、料理の出しかた。ココットは文字通り、赤い蓋付のココットに入ってなかなかかわいいのだが、いったいどうやって食べろっていうのよぉー。下の皿には紙ナプキンが敷かれていて、明らかに、この皿は置物であり、食べ物はのせるなというメッセージが伝わってくる。

フランスのベトナム料理店で、カレーを注文するとこのパターン。しかも、皿は飾りにも出てこない。で、周りのフランス人を見ると、カレーの入った碗の中に少しずつライスを入れては食べている。が、それではリゾットである。イギリスだったら、言わなくても皿が出てきて、自分の好きな分量だけ、カレーとライスとを皿に取ることができる。この場合は、ライスをココットの中に入れても、ライスの入った碗にココットの中の汁を入れても、ライスと汁とを適切な割合で組み合わせることは不可能である。結局、わたしはライスは食べずに、魚介類だけスープとして食べ、フランス式にパンに汁をしみこませていただくことにした。フランスの常識というのは謎だ。

現在イギリス滞在中

2010-09-07 10:48:35 | イギリスの生活
今日のケント州の天気はときどき

ご無沙汰してすみません。8月22日にフランスの家を出発して、その晩はサンマロ郊外に一泊、翌朝のフェリーでポーツマスに渡り、イギリスに到着しました。

というわけで、現在イギリス滞在中(写真はフランスのペリグーの大聖堂。外壁の清掃作業が進み、だいぶ美しくなった)。フランスは出発の3日前くらいから突然暑くなったので、イギリスの涼しさ(20度ちょっと)は、とても気持ちがいい。