ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

一難去ってまた一難

2008-01-22 18:23:36 | スペインの生活
ついにブロードバンドに再接続した。待つこと実に6週間半であった。

結局3度目の注文の後、2週間経っても何も起こらないので、通訳の人に再び電話会社(プロバイダ)に問い合わせてもらった。先方ではすでにつながっているの一点張りで、一向に苦情に対応しようとしない。

通訳のルイーサの息子さんがイギリスでコンピュータ関係の仕事をしていたというので、我が家に来てもらって、ルータの機能やコンピュータの設定のチェックをしてもらった。その結果、ルータには問題はなく、やっぱり回線がつながっていないのだろうとのこと。そこで、ルイーサが強気に出て、問題を解決しないとほかのプロバイダに乗り換えるぞと脅した。すると、電話会社がやっと重い腰を上げ、回線をチェックして48時間以内に返答すると約束する。

翌朝、「電話線に蟻」事件でおなじみのエンジニアがやってきた。今、通りの回線ボックスでつないできたと言う。すると、途端にルータのADSLと書かれた下の明かりが点灯した。ブロードバンド回線は中央の局ではつながっていたのかもしれないが、やっぱりここまでつながってきていなかったのである。あのままただ待っていただけだったら、何も起こらなかっただろう。ルイーサの戦略変更のおかげであるが、それまで一向に回線をチェックしようとしなかった電話会社の怠慢に腹が立つ。

そんなわけで、目の前にぶらさがっていた問題が6週間半ぶりに解決したと思ったら、今度はイギリスから悪い知らせがあった。雨が降り続いて川の水位が上がり、オートバイと車が水に浸かっていると言う。トレーラーハウスは水に浮くようにデザインされているのでまったく心配はないのだが、まだ浮くところまでは水位は上がっていないらしい。

ペドロランドはこのところ、連日晴れて最高気温は21~22度。イギリスの大雨・洪水が別世界のことのよう。イギリスのキャラバン場の水は引いたらしいが、週末にはまた大雨が予想されるだけに予断を許さない。